「ママ・・・私、お茶習ってみたい!!!」
「え?」
これが私の第一声でした。
お茶って?お茶って茶道??
「学童で先生が来た時にやってみたら楽しかった。」
「いやいやいや・・・習う隙間ないじゃん。どれかやめないと無理だよ??」
私の悩みの1つは娘の習い事の多さ。
娘は学校が終わり、私がお迎えに行くまで学童そのあと習い事という生活パターン。
学童にお迎えに行けないときもあるため、ファミサポやお友達のママにお願いしながら毎日を生活しています。
「やめたいものはない!!」
きっぱり言う娘。
これではいけない。。
すべてが中途半端になる可能性もあるし・・・。
習い事を基本しなくてもいいと思っているパパに伝えれば説得してくれるはず!!!
と思いきや・・・。
「茶道はいいと思う。」
基本的に習い事はしなくていいと言うパパが!?
今それを言う??
予想外の返答に焦る私。
「パパもイイって言ったもん。」
・・・・。
探してなかったら諦めるという約束のもと、探すことに(このパターンで習い事が増えているんです。)
今やっている習い事が終わってからと考えると、1週間のうち1日しか難しいため、曜日と時間が限定されます。
恐らくないだろうし・・・。と思っていたら、曜日と時間が合うお教室が見つかってしまった・・・。
しかも、わりと近く!!
でも、厳格なところだと娘も断られるかもしれない。
体験の予約の時に、小学校2年生なこと。正座も長時間できないこと。ずっと静かにできないことも伝えたところ、大丈夫です~^^とのお返事。
本当??本当に??と思いつつ娘だけでは心配で、私も一緒に体験をすることに。
どきどきの初体験。
先生めっちゃ優しい!!!
習っている生徒の皆さん(娘からするとおばあちゃんくらいの年齢)みんな優しい!!
そして、娘より私が習いたくなってる!!!
ということで。。習うことにしてしまいました。
(あぁ。。甘い母・・・。自分でもそう思いました。)
「表千家」「裏千家」「武者小路千家」の中で私たちが習うのは「表千家」。
先生は娘にわかりやすく説明をしてくれます。
そして、「畳」「へり」「襖」などの名前から教えてくださいました。
私の家は和室を作らなかったため、娘は、畳にも襖にも触れる機会が少ないせいか、1つ1つ興味深々。
襖の取っ手の部分のことを「引き手」という名称なのを知らなかった私。
(私の母が聞いたら卒倒するであろう。無知な私。)
娘の前では、驚いた顔をせず知っているふうを装います。
お菓子とお茶を頂く作法はもちろんですが、
最初は、
襖の開け方・閉め方
立ち方(表千家は一足立ちと言って両ひざを合わせて立ちます。)
畳の歩き方(一畳は6歩で歩くこと)
座ったまま移動する仕方
お辞儀の仕方
など習います。
が、すでに苦戦。
立つ時に、スカートのすそを踏んでうまく立てない・・。
半畳を3歩で歩かないといけないのに、「今、2歩でしたよ(笑)」と指摘される・・・。
その反面、意外や意外先生の言われたことをしっかりと再現できる我が娘。
娘より正座ができない私。
足のしびれでうまく立てない・・・。
体重が重くなったせいか?
最近正座をしていないせいか・・・。
モゾモゾしている私に、娘がこっそり、足の親指を交互に重ねると、足がしびれないよと小声で教えてくれます。(なにその情報。知らなかった・・)
足がしびれている私を見かねて、
「大丈夫ですか?お母さん。」
「・・・はぃ。。すみません。」
先生の優しい言葉が、悲しい。
もう娘の心配より自分の心配です。
周りの生徒の皆さんもすごく優しくて、
正座、私も辛かったけど、慣れると大丈夫よ~とか
こどもはほんとすぐ覚えるわね~(感心)
私なんて全然覚えられないから大丈夫よ~とか。
ほんとに気を使っていただいてました。
娘はお抹茶を早く点てられるようになりたいな~と今からワクワクしています。
私は、その前に立ちはだかる所作の数々に覚えられるかという感じ。
それでも、先生の所作がすごくキレイで。。
こんなふうになれたらガサツな私も少しはキレイな立ち振る舞いができるようになるのかもしれない。そんなふうに思いました。
現状があまりにもお粗末すぎて情けないのですが、
「茶道」の奥深さをこれから少しでも知っていけたらと思います。
そして、また、習い事が1つ増えた、我が家。
いろいろするのもいいですが、そろそろ数個に絞ってもいいんじゃないかな~と思ったり、とりあえず娘が楽しんでいるうちは様子見にしたいと思いますが、本当にやめ時・・・迷います。
同じ小学校2年生の娘を持つ、みはるママさんの記事を読んでまた悩む。
とりあえず、 送迎も、習い事も、練習も、頑張れ!私!