子どもたちは夢中!?簡単!?プログラミングツール『scratch(スクラッチ)』で小学生が初めてゲームを作ってみる!

B!

小5男子が作るのは、やはりゲーム!

ゼルダの伝説とスプラトゥーンをこよなく愛する長男は、『任天堂入社』という壮大な夢を持つ、夢見がちな小5男子。

彼は自分の思ったとおりにゲームが作れるプログラミングツール『scratch(スクラッチ)』に、最初っからドハマり!!
試行錯誤しながらすぐにゲームを作り始めました。

 

しばらくすると、ドヤ顔の長男に
「……オレの作ったゲーム、やってみたい?」
と聞かれ(最近の長男は、素直に「やって!」と言えないお年頃のようです)。
「そうだね、やらせてくれる?」
と答えると、「しょうがねーなー」なんて言いながら、とてもうれしそう。

長男作のゲームは、最初の舞台は海。
いわゆる横シューティングというジャンルでしょうか?

サメをよけながら進んでいきます。


サメにはまっすぐ進んで来るものと、このようなコマンドがプログラミングされ、ネコを追いかけてくるような攻撃をしてくるものがあり、結構難しかったです。

サメにぶつかると、ネコは死亡。
(そういえば、前に「死ぬって英語でなんていうの?」と聞かれたことを思い出しました)

何とか進むと(何回も死にました……)、なぜか「suraimu(なぜスライム??)」と書かれたお城へ到着。

 

もちろん入らないという選択肢はなく、強制的に中へ。

 

すると、今度は世界がガラッと変わり、今度はゲームもスーパーマリオのような横スクロールのアクションゲームへ。
途中で死んだネコがいたりして、ちょっと不気味な世界。

長男曰く、「地獄の世界」らしい。
また、海にいたころとネコの色が違うのは、「溶岩が熱いので、乾いたから」らしい。
ネコに対するコマンドも、長女が作成したものよりはかなり複雑になっています。

 

ジャンプして穴を越えたり、敵をよけたりして(倒すことはできないよう。

敵に当たるとネコの体力が減り、ゼロになると死んじゃう)しばらく進んでいくと、唐突にボスが出現!!


ボスの体力も表示されます。
しかも、ボス、光線(黄色い線)出してくるし。

「え、これどうすんの?」

と長男に聞くと、スペースでビームが打てるとのこと。
(そういうことは先に教えといてほしい。もしかして、道中の敵も倒せたんじゃ?!)

撃つと、ネコの手から緑色の線が出るので、これをうまくボスに当てるとボスの体力が減っていくみたい。


光線を何とかよけながらビームで攻撃を続ける私。

ついに、ボスの体力をゼロにすると……。


「やった  ついに倒し

たぞ」

と白ネコ(改行おかしいのが気になりますね)。

そして、ボスの後に現れたワープゾーン(水色の丸)へ触れると、次のステージに行くらしい。

らしい、というのは、現在ゲームがここまでしかできていなかったから。

次のステージの内容は、まだ考え中とのこと。

「面白かった??」

めっちゃキラキラした顔で聞いてくる長男。

「うん! 意外と難しかった。特に海のところ」
そう答えると、得意げに工夫したところなどを話してくれました。

「海では追いかけてくるサメがいて結構難しかったけど、ボス戦は、ボスの撃ってくる光線が当たらないポジションがあったから、簡単だったよ」

ともう少し詳細な感想を伝えると、長男は「じゃあ、こうしてみようかな~」と、すぐにゲームを修正し始めました。
主人が帰るまでに直して、今度はパパに挑戦してもらいたいそう。


 

『scratch(スクラッチ)』は、2020年のプログラミング必修化対策におすすめ

scratchは、簡単な操作だけでゲームやアニメーションが作れる、面白いツールです。

セリフなどを入れるために
ローマ字入力
も自然と覚えてくれますし、使用するキャラや背景を自分で作ることもできるので、子どももPCの基本操作がすぐに覚えられます。

何よりも、「キャラが自分で考えたとおりに動く」というのが子ども達にとってはものすごく新鮮な体験となるよう。

「プログラミングはやらせてみたいけど、ツールを買っても子供がやるかわからない。そもそも、何を買えばいいのか……」
と思われる方も多いかと思いますが、scratchはWEBブラウザさえあれば無料ですぐに始められるので、プログラミング入門としては本当におすすめです。

文部科学省
のサイトをみても、2020年に開始される小学生のプログラミングの授業は、「コードを覚えるのではなく、プログラミングに必要な考え方を学ぶためのもの」らしいので、scratchは授業の準備にもピッタリ!!

小学校プログラミング教育の手引(第一版):文部科学省

現在、長男は、敵モンスターを作るため、図書館で借りてきたUMAの本に夢中。

キャラクター作りのためか、武士や三国志の本にも興味が出ているようで、少しでも活字を読むようになり、母はうれしいばかり。

これからも、子ども達にはいろいろなものに興味を持って、自分の可能性や知識を広げていってほしいです。

プログラミングというのはただのツールで、「何を表現したいか」・「どう表現するか」を考え、実行する力が重要なのかな~と思います。

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