[46]初恋こじらせ夫|妹は離婚していないし夫婦仲も良好。再婚をダシに騙されていたことを知るも、時すでに遅し

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前回のお話

同窓会に参加するため地元に帰った正志さんは、地主の息子総一郎さんの妹であり、初恋の相手でもある聡子さんが離婚して戻ってきたと知り、家族よりも彼女を優先するようになります。2人の浮気を疑う妻理恵さんでしたが、正志さんはそれを否定。しかし聡子さんを支えたいからという理由で、半ば強引に離婚を切り出しました。理恵さんは、娘リマちゃんの親権と家、正志さんの退職金と預貯金を養育費として受け取ることを条件に離婚に同意します。リマちゃんと2人で新しい人生を歩んでいこうと前を向き始めたその時、正志さんの幼馴染である裕二さんの妻美沙さんから「聡子さんが話したがっている」と連絡があり、複雑な気持ちを抱えながらも会うことに。聡子さんは、自分のせいで離婚させてしまったことを理恵さんに謝罪した後、実は学生時代に正志さんからストーカーまがいの行為を受けていたことを告白します。しかも、聡子さんに正志さんと再婚する気は一切なく、そもそも夫と離婚していないどころかやり直す気でいることを知らされて理恵さんはビックリ。その後、聡子さんは宣言通り夫とやり直すことに。総一郎さんには夫に会いに行くと嘘をつき、夫の赴任先である海外へ逃げるように飛び立ったのでした。

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家族も仕事も、もう何も残っていない

聡子さんは、総一郎さんに「息子を夫に会わせてくる」と嘘を伝え、そのまま逃げるように海外へ旅立ちました。何日経っても聡子さんが戻らないことに不信感を抱き、焦り始める総一郎さんと正志。すると総一郎さんのご両親から、聡子さんは夫と航くんと海外へ行ったこと、そしてもうここへは戻ってこないことを知らされました。

「総一郎どういう事だよ?聡子、離婚したんじゃ・・・」震える声で正志が問い詰めると、総一郎さんは焦った様子で「うるさいな!離婚させる予定だったんだよ!」と声を荒げます。その言葉を聞いた瞬間、正志は言葉を失い、固まってしまいました。

すると、総一郎さんのお父さんが正志を気の毒そうに見つめながら「正志くん、総一郎から何を言われたか分からないけど、聡子は離婚なんてしていないし夫婦仲は良好だよ」と真実を告げます。それを聞いた正志は足をふらつかせ、「そんな・・・」と力なくつぶやきました。

「総一郎・・・俺を騙していたのか?」正志が体を震わせながら問いかけると、総一郎さんは悪びれる様子なく「騙した?お前が聡子と結婚できるかもって1人で勝手に舞い上がってただけだろ?」そう言って、ショックで立ち尽くす正志を鼻で笑いました。

やはり聡子さんの言った通り、総一郎さんの狙いは大手企業に勤めていた正志のお金だけだったようです。その会社を辞めた今、正志はもはや用済みだったのでしょう。「お前が聡子と結婚したら、事業の金を出してもらおうと思ったのに・・・仕事も勝手に辞めてくるし!」そう言って、水面下で進めていた計画をあっさりと明かしました。

「俺の計画が台無しだ!お前はもう必要ない!」正志は総一郎さんにあっさりと切り捨てられました。私と離婚し、聡子さんと再婚して、地元を盛り上げるため多田家と新事業を進めると意気込んでいたのに・・・。現実はあまりにも無残な結果に終わりました。

聡子さんと再婚し、地元を盛り上げる新事業を立ち上げる・・・そんな未来に胸を膨らませていた正志さんを待っていたのは、あまりにも残酷な裏切りでした。総一郎さんにまんまと利用され、気づいた時には家族も仕事も何もない。孤独になった正志さんは、これからどんな人生を歩んでいくのでしょうか。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:dechi

最新のコメント
  • 還暦おじさん より

    妻に対して『理恵は俺の金や地位が目当てなだけだろ』と
    言い放ちながら、『金や地位が目当て』だったのは総一郎
    だったと思い知らされた正志。

  • Assam より

    正志と聡一郎が救いがたい阿呆なのは確かだが、離婚について話し合う時、正志の両親が「聡子さんの意志を確認してるの?」と言わなかったのが不可解。
    「男がそう言ってるのだから女は従うものだ」という古い考えにとらわれているのだろうか。

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