笑顔でくぎを刺す母親

かつて父親の事業の失敗が発端となり壊れてしまった智美さんの家族。確かに気の毒ではあるけれど、修吾を譲れと言われて従うわけにはいきません。これから結婚する修吾の実家に執着し続けられるのも納得がいかないし、智美さんのためにも早くお父さんから離れて、自立すべきだと思いました。
義父にそう伝えると、私の言葉に同意しつつも苦悩を隠し切れない顔です。

修吾は智美さんと父親がうまくいっていないことをなんとなく知っていた程度のようで、自分の両親から智美さんの生い立ちを初めて聞いて驚いた様子でした。義父は、自分の友人でもある智美さんの父親をいつか目を覚ますであろうと信じ見守っていたと言いますが、智美さんはあまりにも長い間、我慢と苦労を背負っていたのです。

智美さんが父親から離れて自立すべきとは思いつつも、具体的にどうするのが良いのか、これからも智美さんとの関わりは続くのか、はっきり発言できずにいると、お母さんが切り出しました。「智美さんはお気の毒ですが、娘の嫁ぎ先での問題は看過できません。」真顔で、ハッキリと伝えたのです。そして「今後どうされますか?」と、にっこり笑って修吾と義両親に選択を迫りました。有無を言わせないその笑顔・・・ふみちゃんはお母さんのこういうところを引き継いでるんだなと思いました。

お母さんの言葉を聞いて修吾は慌てました。智美さんが実家に入り浸っているものの修吾にとっては小さい頃に一緒に遊んでいたきりの隣人で、実家を出てからは全く連絡を取っていなかった存在なのですからお母さんが結婚に物申すような雰囲気を出したことに慌てるのはすごくわかりました。でも実際に結婚することになったら既に疲弊するほどに関わってきているし・・・。今後も修吾は智美さんと関わりを持つつもりはないと宣言しました。義父も、智美のことは義父たちで対処するとお母さんに訴えましたが、お母さんは「そうはいっても」と淡々と返しました。

「成人女性を監視し続けるわけにもいかないでしょう。彼女がこちらに執着している以上、難しいのでは?」と指摘しました。実際、何も対処できていないのですから、義父は言葉に詰まってしまいました。
智美さんのお母さんを逃がしてから智美さんの面倒をみていた修吾さんの両親ですが、可哀想だからといってただ優しくするのではなく、自立を支援してあげるのがいちばん智美さんのためになっていたのに、今となっては手に負えなくなってしまいましたね。結婚前のタイミングであやのさんのお母さんが物申してくれてスッキリしました。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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自立心芽生えるきっかけがふみちゃんだった
それでもっと世間を知るきっかけが出来ただけでもまだいいほうだなっ。
あやのはハワイで挙式して都会に住むから、物理的に距離も出来るし智美の事はある意味どうでも良いよね?
妹共々人が良いから、どうにかしてあげようとするんだろうけどさ。
にしても義両親(予定)の偽善者っぷりは見事だね。未だに理解してないみたいだけど。
隣に住んでる友人の娘にアレは無いわ。