[30]夫の幼馴染|大人達が長年見て見ぬふりをしていた女性の自立。力強く背中を押した救世主は妹

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前回のお話

都心で働くあやのさんは、修吾さんとの結婚が決まり家族にも祝福されて幸せな日々を過ごしていました。修吾さんの実家へ結婚の挨拶に訪れると、そこには隣人で修吾さんより少し年上の智美さんが我が家のようにくつろいでいました。修吾さんと幼馴染の智美さんは、修吾さんのことは誰よりも自分がよく知っている、自分は家族のようなものだと言って顔合わせや衣装合わせなど家族の大切な場面にかならずくっついてきました。TPOを無視した無礼な言動を繰り返す智美さんと、ごめんなさいと言いながらも智美さんの思い通りにさせてしまう義両親にモヤモヤしながらも何も言えないあやのさんのかわりに、当初から智美さんを警戒してあやのさんを心配していた妹ふみのさんだけは智美さんにハッキリと物申すのでした。その後、義両親から智美さんの不幸な生い立ちを聞き、智美さんは家族に執着していると確信したあやのさん家族と修吾さん。あやのさんは智美さんは父親と離れ自立するべきと思いました。自分勝手に振る舞う智美さんを放置し続けた義両親が口ごもる中、それまでずっと笑顔で過ごしてきたあやのさんの母親が「娘の嫁ぎ先の問題は看過できません」と初めてきっぱり物申しました。慌てる修吾さんと義両親は取り繕おうとしましたが何の解決策も出てきません。その時、リビングにふみのさんが入ってきました。

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心からの謝罪

修吾との結婚を明らかに邪魔し続けている智美さんと、それを口では謝罪しながらも自由にさせている義両親。修吾だって、連れてこないように義両親に言ったり関りは持たないと言うけれど、具体的に何かするわけではない。私は修吾との結婚を諦めたくないけれど、今後ずっと智美さんが関わって平気なわけがない。智美さんは父親と離れて自立すべきだと義両親に訴えたものの、それ以上は言葉が出てこなかった私の代わりに、今後、この問題をどうするのかお母さんがきっぱりと物申してくれました。義両親が何も言い返せず口ごもっていると、帰宅したふみのがリビングに入ってきました。

勢いよくリビングに入るなり、ふみのは「智美さんが自立すれば解決だよね!!」と言いました。
ふみのと・・・隣にいる女性は・・・え?智美さん!?髪型もカラーも変え、今どきの素敵な服装になって大変身したふみのさんの姿に驚いて思わず声をあげると、ふみのの隣で恥ずかしそうに立っていた智美さんは俯いて、「こんばんは」と小さな声で言いました。

見違えるようにかわいく変身した智美さん。ふみのは嬉しそうに「でしょ~!?」と言いました。この日一日、ふみのは智美さんを美容院へ連れていき、服を選んであげていたようなのです。
しっかりしているふみのは「ちなみに服代とかは修吾さんに請求するからね!」と言っていたずらっぽく笑いました。

素敵な女性に姿を変え、おとなしく挨拶する智美さんを見て義両親も修吾も感心していました。義母に至っては涙まで流しています。

智美さんは深々と私に頭を下げて「あやのさん、本当に申し訳ありませんでした」と言いました。これまでの智美さんを思い返すと、本当に別人のようです。智美さんは、初めて自分の本当の気持ちを打ち明けました。「うちが嫌で幼馴染の家族に依存して。普通の状態じゃないってわかってた」と。

智美さんは、申し訳なさそうに、でも辛そうな顔で、私のことが羨ましくて嫌がらせをしていたことを認めました。智美さんにとって、私には温かい家族がいて立派な実家があり、おしゃれして仕事にも結婚相手にも恵まれているように見えていたのだそうです。そして自分には何もないのにずるいと思っていたのだと。なんと返事して良いかもわからず、ただ智美さんの告白に驚いていました。

義両親が長い年月智美さんをただ可哀想だという思いだけで自立を助けなかったと言うのに、容姿をガラリと変えたことで智美さんの素直な気持ちを引き出してしまったふみのさん、素晴らしいです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:みつけまま

最新のコメント
  • 来年からダイエット より

    嫌がらせって智美は自覚してたんだ
    幾ら外見が変わっても、性格は直ぐには
    治らないと思うよ、
    そんでもって、修吾の母親も、付き合って聞くの
    無理じゃ無いかな~
    「智美ちゃんは、気持ち入れ替えたから~」って
    修吾に週5付き纏いさせるかも~

  • どんぐり より

    いやいや・・・。
    ごめんなさい、改心しますで済むとは思えませんけど・・・。
    ここに至るまで、義両親は全てが中途半端な介入をした挙句、息子との結婚を諦めろとまで言うのですから、軸をしっかりもった家庭ではないことは明らかですよね。
    無理無理。

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