[28-2]愛した人はモラ夫でした|健気に犠牲になっていて哀れ
ユウコさんは、本音を語り始めました。
「最初はイケメンだしお金持ってるしいいな~と思ったんですけど、あの人、女をただの道具としか思ってないでしょ?しかも他の女を奥さんと一緒に住まわせて自分の思い通りになって満足してる。」夫の本性をズバッと言いました。「でも、それは・・・」反論しようとしましたが、ユウコさんに遮られました。
「え?カナコさんって本気で自分が至らないからって思ってるんですか?興味本位で住んでたけどカナコさん全然抵抗しないし。健気に犠牲になってて、見てるのももう逆に哀れ。」
私がずっと頑張ってきたこと。夫のために、夫が望むように。でもそれは、哀れ?私、哀れなの?
ショックで言葉が出てきませんでした。
カナコさんはかなりショックだと思います。けれど、心のどこかでユウコさんが言ったこと全てに納得したのではないかな、と思います。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。