[24-1]愛した人はモラ夫でした|できるかできないか
「ねぇもうユウコさんにお願いするの止めてもらえないかな?」と夫に話すと、夫はため息をつきました。
「どうして?ユウコがくることはカナコにも許可を取ったよね?」そういう問題ではない、と私は思いました。
「でも、あなたの傍に私以外の女の人がいるのが気になるの」と、私は正直な気持ちを夫に伝えました。きっとわかってくれると思って。
ところが夫は私を責めるように言いました。「あのさ・・・ユウコが来ることになったのはそもそもカナコが僕のサポートができないからだよね?カナコが全部やってくれる?できないよね?」「でも・・・」できないのが前提の言い方。くやしいような、悲しいような気持になりました。
「でもじゃないんだよ、でもじゃ。できるかできないか。カナコができないって言うから、お金を払って家事代行やユウコに住み込みで来てもらってるんだよ?わかる?」全ての原因が私にある、私のせいだと言われている気持ちになりました。
タクマさんにはカナコさんの気持ちがまるで通じないようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ホッター
3歳の男の子を子育て中。ドタバタ絵日記マンガを描いています。