[9]初恋こじらせ夫|娘の話は上の空。部屋が「いつも」綺麗な女性と比べ妻に嫌味

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前回のお話

理恵さんは夫正志さんと娘リマちゃんの3人暮らし。正志さんが20年ぶりに地元の同窓会に行ってから毎週に義実家に帰るようになりました。ところがひょんなことから正志さんが義実家には行っていないことを知った理恵さんは浮気を疑い、帰宅するなり問い詰めると「聡子さんと航くんとドライブに行ってた」と白状しました。はじめて聞いた「航くん」が誰なのか聞いてみると聡子さんの息子だと教えてくれました。理恵さんはリマちゃんを放っておいてよその子と遊んでいたことにイラつきますが、正志さんは「『よその子』なんて嫌な言い方するなよ。聡子の子だぞ。」逆ギレ。これ以上言い合っても答えは変わらないと判断した理恵さんは「自分の子よりも優先するのはどうかと思う。リマのこと、もう少し考えて!」と正志さんに伝えました。

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初恋こじらせ夫[9]「いつも」女性の部屋に滞在しているのがバレた夫

約束通り翌週末は「聡子さん」のサポートに行かず家にいた正志さん。
久しぶりに家にいるパパにリマちゃんは嬉しくなり「ねぇ、パパ―おでかけしない?」と声を掛けまたが、正志さんはスマホに夢中でリマちゃんの声が全く届きません。その様子を見ていた理恵さんは大きな声で「ちょっと!リマが話しかけてるよ」と正志さんに言いました。

「ん?あぁ・・・後でな。」と気のない返事をしたタイミングで正志さんの電話が鳴り、そのまま部屋から出て行ってしまいました。

誰と電話しているのか気になった理恵さんが聞き耳を立てていると、廊下から「今日は難しくって・・・あぁ、うん。すまん、総一郎。来週は・・・」と聞えてきて相手は聡子さんではなく総一郎さんだとホッとしました。

そして数分の電話を終え部屋に戻ってくると部屋を見渡し「理恵・・・ちゃんと掃除しないの?家散らかったままじゃん。聡子はシングルマザーで仕事もあるのに家はいつも綺麗にしてたけど?」と理恵さんに言ってきました。

理恵さんは「は?電話が終わったと思ったらいきなり何?しかも、『いつも』って・・・聡子さんのお家に何度も行ってるってこと?」といきなり聡子さんと比較されモヤモヤした気持ちになりました。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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