[10]初恋こじらせ夫|口を開けば同じ女性の名前ばかり。家にいても心ここにあらず。

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前回のお話

理恵さんは夫正志さんと娘リマちゃんの3人家族で暮らし。正志さんが20年ぶりに地元の同窓会に行ってから毎週に地元に帰るようになりました。浮気を疑った理恵さんは正志さんに問い詰めると聡子さんと航くんとドライブに行っていたことが発覚。よその子と遊ぶ前にリマを大切にしてと伝えた理恵さんとの約束通り翌週の週末は家にいた正志さんでしたが、スマホのやり取りに夢中でリマちゃんを無視したり聡子さんと理恵さんと比べてきて理恵さんはモヤモヤが止まりませんでした。

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初恋こじらせ夫[10]幼なじみの妹と比べる夫

理恵さんはお昼ご飯にオムライスとスープを用意しました。
理恵さんが正志さんとリマちゃんを呼ぶと食卓を見た正志さんが「専業主婦のくせに品数が少なくない?聡子は働いてるのに毎回4品、5品は作ってた」と言い始めました。

そしてご飯中もリマちゃんが「ママ~私、しいたけ食べられないかも・・・しいたけだけ残してもいい~?」と言うと正志さんは「ダメだ!!航くんは、そんな我儘言わないぞ。ちゃんと食べなさい」と注意をしました。

そして理恵さんにも「よく食べるよな。理恵、昔より太ったよな・・・聡子は、運動とか食事制限とかやって体型をキープしてるみたいだぞ。」と体型まで比べてくる正志さん。

一番ひどかったのはリマちゃんがパパの気をひくために、テレビを見ている正志さんの上に乗っかると

「ちょ、重いって!!」とキレ気味。
思っていなかった反応でリマちゃんが「ごっごめんなさい・・・」と言うと

「はぁ~・・・リマはもう10歳だろ。航くんぐらい軽いならいいけど。」とリマちゃんと航くんを比較してきました。

寂しそうに移動するリマちゃん。
理恵さんは心配になって声を掛けましたが、リマちゃんは我慢しているのか「え、なにが?」と気にしていない様子を見せました。そして「お昼食べたら眠くなっちゃった・・・少しだけ寝るねー」と言い部屋に閉じこもってしまいました。

理恵さんは「なんなの!?家にいて欲しいって言ったらこれ?」とイライラが止まりませんでした。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

脚本:船井 秋 編集:ママ広場編集部
作画:dechi

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