[11]夫家族と遺産トラブル|動画を見て絶望「いませんか~?」玄関先でチャイムを鳴らし続ける非常識家族

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前回のお話

不慮の事故で父親を亡くしたシノブさんは遺された母親を心配し、葬儀の後もしばらくは実家で母親のそばにいました。幼馴染のミホさんとミホさんのお母さんの心強いサポートもあり、母親も気丈に振る舞うように。義両親は葬儀にもかかわらず、会社役員だったシノブさんの父親の遺産や慰謝料などお金の話ばかりで義両親の真の姿にうんざり。久しぶりに実家から自宅に戻ると、勝手に家のモノを使い、散らかしてくつろぐ義両親と義姉の姿を見て絶句。ナオヤさんを責めるも全く響かずモヤモヤだけが残るシノブさん。その夜、突然ナオヤさんが「あの家お義母さんには広すぎない?」とマンション購入を提案するも、「お母さんがうちを頼ることは絶対にないくらいあるから」とシノブさんの言葉に驚くナオヤさん。それから一週間後、自宅に帰ったシノブさんは、家の中で寛ぐ義両親を見てビックリ!「遺産がかなり入るそうだから、みんなで住む家を建てたらどうかと思って」と言う義母に絶句。「父の遺産はお義父さんたちには何の権利も関係もないお金だけど?」と冷静に答えると義両親が猛反発。「同居とか考えたことないしありえないから」シノブさんが冷たく言い放ってから1か月後、義姉から「早く家を建てる決心してね」とメッセージが!ナオヤさんを問い詰め、家を出て幼馴染のミホさん家に駆け込み事情を話すも、それから少しして、シノブさんのお母さんの家に、ナオヤさん家族が向かっていると言われ、気が気ではありませんでした。

1話目から読む

「明日話があるから」妻の言葉にウキウキを隠せない夫

幼馴染のミホ家に駆け込むと、ミホとミホのお母さんが優しく迎えてくれ思わず涙が。全く連絡が取れないとナオヤが焦ってメッセージを送り続けも放置していたある日、ミホからの電話で、ナオヤの家族が家に押しかけると聞いてビックリ!作戦を立て、私は来ない方がいいと言ってくれました。

そして帰宅した私。
「ただいまおばちゃん。今日は何があったの?お母さんも大丈夫??」とたずねると、「お帰り、シノブちゃん」そして「シノブ・・」とお母さんもリラちゃんを抱っこして言いました。

すると、「シノブちゃん、私、窓からこっそり動画も撮ったから見せるわね」とおばちゃんが言い、画像を見せてもらうと、「ピンポーン ピンポーン ピンポン ピンポン ピンポン」とインターホンを何度も押しながら、「いませんか~?」と大きな声を出す義母の姿がうつっていました。

そして、「自分の娘ぐらい、きちんと躾けなさいよ~」と義母が言うと、「居留守じゃないの~??」と義姉が言い、何も言わずじっと立っている義父まで!「3人で来てたんだ・・」と呟く私に、

「びっくりしちゃって。『大声で騒いでる人たちがいる』って通報したのよ。その後、警察の方が来て、連れて行ってくれたみたいだけど・・」おばちゃんがそう言い、それを聞いてすかさずスマホを手にした私。

そして、「明日、話があるから」と言うと、電話に出たのはナオヤ。「わかった!待ってる!」とウキウキしながら答え、「私が反省したって思ってる?」と心の中で呟きました。

ミホさんとミホさんのお母さんから連絡があり、慌ててミホさんの家に戻ったシノブさん。そこにはお母さんも連れて来てくれていて、実家で起こった様子を動画で見せてもらいました。そこにはナオヤさん以外の3人が来ていて、ミホさんのお母さんが警察に通報してくれたおかげでいなくなったと聞き、すかさずナオヤさんに「明日、話があるから」と電話したシノブさん、もう、怒りで頭がいっぱいになってしまいますよね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

最新のコメント
  • 読者 より

    義実家のやり方、押し買い業者と同じ手口じゃん。
    意外とこたえるから最後にはOKしちゃうんだよね。
    主人公はお母さんに寄り添って、自分は離婚も辞さない覚悟で守ってあげて。

  • ことめ より

    遺産で脳内がお花畑になってしまった旦那さんと義家族の皆様。

    品のよいお母様と愛犬ちゃんも心配です。

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