前回のお話
家に帰り娘こはるちゃんを寝かしつけていたはずの夫いちろうさん、気持ち良さそうに寝てしまい、少ししてパチっと目を覚まして「ヤバッ！寝ちゃった！！」と顔面蒼白に。こはるちゃんを探し大慌てでかおりさんの所に行くと、「おはよう」と答えるかおりさんと一緒にいるこはるちゃんを見てホッとしました。「ごめん・・寝かしつけしてて寝落ちしちゃった」と謝るいちろうさんに、「うん・・まぁ今回はいいよ。昨日からがんばってくれてたし」と優しいかおりさんの言葉、と思ったのも束の間「次ハ無イケドナ。子どもより先に寝るとかありえないから！！」と凄み、いちとうさんは「す、すみませんでしたぁーー！！」と平謝り。その後「・・で、僕は次何したらいいの？またミルク？」とたずねると「その前にやって欲しいことがあるわ・・」とかおりさんが静かにいいました。
夫が育児をなめくさってる件［５８］
「その前にやって欲しいことがある」とかおりさんに言われたいちろうさん、それは「こはるをお風呂に入れて！」ということでした。「え？こはる、もうお風呂入れるの？」無邪気にそう言ういちろうさんに「一か月健診で許可が出たから、数日前から入れてるの」とかおりさんが答えます。
かおりさんの言葉に「ほぇ～・・風呂くらい、一人でゆっくり入りたいけどなぁ」と思いつつ、こはるちゃんを抱っこして「よっしゃこはる！風呂だぞ～」と声をかけるいちろうさんに「ストップ！！」かおりさんが言いました。
「何の用意もしないで入るつもり？タオルとか、着替えとか、準備する物いろいろあるでしょ！？」とかおりさん、「私に手伝ってもらおうと思わないでね。私は横から教えるだけ・・」といちろうさんがかおりさん任せにしないよう先に注意しました。
そして「あなたには、ワンオペでお風呂に入れてもらいます！！」と言い切るかおりさんに「え・・マジで・・！？」といちろうさんは自信なさげな表情を浮かべました。
「僕は何したらいいの？またミルク？」と言ういちろうさんに「その前にやって欲しい事がある」と答えるかおりさん、それは「こはるをお風呂に入れて！」ということでした。一か月健診で許可が出たこはるちゃんを、かおりさんは数日前からお風呂に入れているとのこと、それを聞いたいちろうさんは「風呂くらい一人でゆっくり入りたいけどなぁ」と心の中で呟きました。その後気を取り直して「よっしゃ、こはる風呂だぞ～」とこはるちゃんを抱っこすると「ストップ！！」かおりさんが制止、「何の用意もしないで入るつもり？タオルとか着替えとか準備するものいろいろあるでしょ！？」そう言った後で「私に手伝ってもらおうと思わないでね。私は横から教えるだけ・・」とダメ押し。最後の最後には「あなたにはワンオペでお風呂に入れてもらいます！！」と宣言され、「え・・マジで・・！？」といちろうさんは不安で一杯になりました。
育児へのモチベーションを高く持っていたはずのいちろうさん、しっかりかおりさんに寄り添って、ワンオペお風呂も無事にこなしてくださいね！
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
［作者］くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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