前回のお話
内緒で義両親のお店で働いていたことを妻のかおりさんに謝ったいちろうさん。お母さんもかおりさんに黙っていちろうさんに協力していたことをことを謝りました。2人からの謝罪を受け「お父さんとお母さんに対しては怒りとかそんな気持ちは無いわ。二人には感謝の気持ちしかないよ」と穏やかに伝えたかおりさんですが、いちろうさんに対しては「でもね、アンタにはめちゃくちゃムカついてるから!!」と怒りを露わにしました。
夫が育児をなめくさってる件[193]
かおりさんはいちろうさんに対する怒りの理由を話し始めました。「さっきマンションに行って来たの。なんでか分かる?」
「あなたがどこで何してるのかちゃんと答えてくれなかったからよ!私・・・あなたの浮気まで考えたのよ。家のドアを開ける時どれだけ不安だったか分かる!?」いちろうさんにメールを送ってもいつも返信が遅く、理由を聞いてもスッキリしない答えばかりで疑心暗鬼になり不安だったと気持ちを打ち明けたかおりさん。
「ご・・・ごめん・・・かおりが僕と距離を置きたがってたから言えなかったんだ・・・」かおりさんの気持ちを考えて言えなかったと言い訳するいちろうさんに「ようするに逃げたってことでしょ。ふざけんな・・・」とかおりさんは怒りを滲ませます。
「そんな中途半端な気持ちなら最初からこんな事しないでよっ!!もうこれ以上あなたに振り回されたくないの・・・!!」かおりさんはいちろうさんに気持ちをぶつけます。かおりさんを気遣ったつもりが逆に不安にさせていたとわかり、いちろうさんは愕然とします。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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