前回のお話
娘のこはるちゃんを抱っこし公園を歩いていたかおりさんを偶然見かけ声をかけた佐山さん。かおりさんの夫いちろうさんが勤める会社の社長の息子であり、いちろうさんのイクメン仲間でもある佐山さんは、かおりさんに挨拶をした当時はいちろうさんと後輩女性の白石さんが自分の会社の社員だとは知らなかったので、いちろうさんと白石さんが公園で話していたことをかおりさんに中途半端に伝えた気がして、そのことが原因で夫婦喧嘩になっていないか心配していると、かおりさんがこはるちゃんを連れて実家に帰ったことを告げられ驚きました。
夫が育児をなめくさってる件[144]
「すみません、私が余計なことを!」と焦って謝る佐山さんに、いちろうさんは自分が悪かったのだから謝らないでください、と言いました。
そして佐山さんに感謝の気持ちを伝えました。白石さんから仕事を押し付けられ、安易に受けたことがかおりさんにバレていなかったら、いちろうさんは今でも大切なことに気付いていなかったと正直に話しました。
「妻を傷つけたことも今の状況も、全部僕が招いたことです。」と言って、気付きのきっかけを与えてくれた佐山さんに「本当にありがとうございます。」と伝えました。
そして、諦めずに今の自分が家族にできることを全力でするため、まずは白石さんにハッキリ仕事は受けられないと伝えるために会社に来たのだと言いました。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
[作者]くまお
二人の女の子を育てているパパです。
育児、日常、オリジナル連載などいろんなマンガを描いています。
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