「夜泣きがひどい」と言っても信じない夫

妻ゆきのとの間に待望の第一子が誕生。これからはできる夫として、ゆきののサポートを全力で頑張ろうと意気込んでいましたが、意外なことに娘のさくらはぐっすり寝てくれて俺の出番はなし。育児って楽勝じゃんと思っていましたが、ゆきのはなんだか疲れているようでした。
その日の夜。仕事を終えて腹ペコのまま帰宅すると、ゆきのから「晩ご飯の用意ができていない」と聞かされます。1日働いてきてお腹も限界だった俺は、思わず「え、晩ご飯できてないの?今日特に用事なかったでしょ?」と聞いてしまいました。

すると、ゆきのはやつれた表情で「ごめん、ちょっと寝不足であまり家のことできてなくて・・・昨日の夜もさくらほとんど泣いてて・・・」と言いました。夜通し泣いてたって、さすがに大げさだろ。そんなに泣いていたなら俺だって起きるはず。そう思った俺は、深く考えず「えー、そんなことないっしょ!」と軽く返しました。

俺の言葉を聞いた瞬間、ゆきのは目をカッと見開き、「毎晩ギャン泣きしてるの・・・っ!アナタは起きないから知らないだろうけど!」と、強い口調で言い返してきました。

これが噂に聞く産後の情緒不安定ってやつか・・・。正直、面倒ごとにしたくなかった俺は、「わかったわかった、俺も夜ちゃんと交代するからさ、起こしてくれればいいじゃん」と話を終わらせました。ゆきのは納得したのかそれ以上は何も言わず、「・・・分かった、声かけるから」とだけ言いました。

しかし、俺はまたしても熟睡してしまいました。さくらがギャン泣きしても、ゆきのに「起きて、さくら泣いてるよ」と声をかけられても、気持ち良さそうに夢の中。ゆきのの「・・・起きないじゃない」いうつぶやきは、さくらの泣き声と俺のいびきにかき消されてしまいました。
自分は毎晩ぐっすり眠れて、夜泣きの対応もなく、これまでと変わらない生活。けれど一方で、ゆきのさんは夜泣きと授乳に追われ、昼間の育児もすべて1人でこなしています。その苦労を何ひとつ知らないまま、「育児は楽」なんて口が裂けても言わないでほしいですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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顔を踏んずけるか、蹴とばしていいと思う。
こういう奴はそう簡単には起きないから。
耳元で赤ちゃんの泣き声聞かせるか、サイレンか何かの爆音流すか、それでも起きなかったら蹴りでも入れてください。