子ども中心の生活から自分中心に変えたい夫


私は現在育休中で、2歳になりイヤイヤ期が始まったチアキと離乳食が始まったナツキのお世話に明け暮れています。2人に食事をさせている時、夫ユキヒロが「あのさ、ちょっといい?」とあらたまって切り出しました。珍しいことなので「どうかした?」と言いつつ、子どもにご飯をあげる手を止めるわけにはいきません。「我慢してたんだけど、そろそろさ」とユキヒロ。

何かと思ったら、「そろそろ俺を1番に考えて欲しいんだけど?」と、不満いっぱいの顔で言いました。「え・・・っと。どういうこと?」と冷静に答えましたが、今この忙しい時に、何言ってんの?と驚いたのが正直なところ。ユキヒロは「アヤサはさ、今、子ども中心で子ども優先じゃん?」と当たり前なことを確認してきました。

「うん。」そりゃそうでしょ?「でもさ、俺んちはそうじゃないんだよ。」私を諭すかのような夫の口ぶりに「そうじゃないとは?」一応、主張は聞いてみようかな。

「例えば、夕食は俺の食べたいものを作るとか、俺の夕飯だけ品数が多いとか、一番風呂は俺とか、俺が座ったらお茶がスッと出るとか?」夫はスラスラと自分の要望を並べました。とりあえずは聞いていたけれど、思わずナツキの口に運んでいたスプーンを持つ手が止まりました。

「は?」驚きすぎてとっさに言葉が出てきませんでした。かろうじて言えたのは「は?」だけ。
2人育児真っただ中の「当事者」である夫の発言が心底意味不明でした。
ユキヒロさんの発言、多くのお母さんも「は?」と言ったのではないでしょうか。子どもたちのお世話に一生懸命なアヤサさんとしては、ユキヒロさんは大人なのですから自分の事は自分でして欲しいですよね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
3歳boyママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。