[16]帰らない夫|離婚してもなお義実家に住み続ける義姉の生活を援助し、兄の子にパパと呼ばせる夫は謎だらけ

アイコンイメージ
前回のお話

妊娠中のアヤノさんは、夫のトモヤさんが義姉キョウカさんのサポート役として頻繫に実家へ帰ることに悩みを抱えていました。はじめは余裕のある妻を演じ不満は言わずに笑顔で送り出していたものの、それをいいことにトモヤさんの帰省頻度は上がる一方。アヤノさんが早産の可能性が高いという理由で入院することになっても、義実家を優先して面会にもほとんど来ませんでした。そしてついに出産の時。不安でいっぱいな自分を支えて欲しい一心でトモヤさんに連絡するも応答はなく、アヤノさんはたった1人で出産に立ち向かい、元気な女の子ヒマリちゃんを出産。トモヤさんが2人に会いに来たのは結局その翌日。「これからは家族を優先してほしい」とアヤノさんが涙ながらに訴えも、変わらずキョウカさんを優先し続けました。そしてある日、義母がヒマリちゃんに会いたがらないことに違和感を覚えたアヤノさんは、トモヤさんにお願いして義実家へ。すると甥っ子のソウくんが、「ぱぱ~」とトモヤに抱っこをせがむように歩いてきたのを見てアヤノさんは困惑。それだけに留まらず、出て行ったナオキさんの代わりに、生活費をトモヤさんに援助してほしいと言い出す始末。アヤノさんは、義母とキョウカさんに不信感を募らせていると、色々複雑だと言い出し、トモヤが「帰ったら話す」と帰ろうとすると、「ぱぱバイバーイ」と手を振るソウくんを見て、「アヤノさんごめんなさいね」とキョウカさんが悪びれもせずに言いました。

1話目から読む

「兄ちゃんが浮気したみたいなんだ」義兄の浮気を想像できない

ヒマリを連れて義実家へ行った私は、「生活費を入れて欲しい」と義母とキョウカさんに言われてビックリ。ナオキさんはとたずねると「色々複雑で」と言われてしまい、「帰ったら話す」とトモヤに言われて帰ることに。別れ際、「ぱぱバイバーイ」と手を振るソウくんを複雑な思いで見つめると、「ソウったら。アヤノさんごめんなさいね」とキョウカさんが悪びれもせずに言いました。

そして帰宅。
「ねぇどういうこと?」「生活費の援助ってなに?どうしてソウくんはトモヤのことパパって呼んでるの?頻繁に顔出すってなに?」「そもそもなんでキョウカさんは出て行かないの?離婚の原因はなんなの?」と矢継ぎ早にトモヤに質問しました。

そして、「ねぇ、私たち家族だよね?どうして今まで何も言ってくれなかったの?」私がそう言うと、「ごめん・・アヤノが出産してすぐだったし・・落ち着いたら話すつもりだったんだ」と目を合わそうとせず困ったようにトモヤが言いました。

トモヤにそう言われて「本当に?話すつもりあった?このまま秘密にしようとしてたんじゃないの?」テーブルをバン!!と叩き立ち上がりながらそう言うと、「そんなことは絶対にないから。ちゃんと話すよ。落ち着いて。ヒマリも起きちゃう」トモヤが言い聞かせるように言いました。

「最初から話すから・・。実はキョウカさんから聞いたんだけど、兄ちゃんが浮気したみたいなんだ」トモヤがそう切り出し、「え・・」と驚く私。

「その相手との間に子どもができて・・それでキョウカさんの精神状態が悪くなって・・。ルナも生まれたばかりだし、母さんから落ち着かせてほしいって連絡があったんだ」トモヤの話を聞いて、「そんな・・あのナオキさんがそんなことを・・」私は驚きを隠せませんでした。

義実家への生活費を援助してと言われたり、甥っ子にパパと呼ばれて平然としていたり・・トモヤさんが何を考えているのか、アヤノさんが不安になるのも当然だと思います。それにしても・・お兄さんが浮気したからといって、弟が生活費を援助することにはならないと思うのですが・・まだ何か隠されていることがあるようですね。

※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

最新のコメント
  • もち より

    嘘くさいなぁ
    直接義兄に聞いた方がいい
    だってあの義姉の言ってる事だからね…
    もし浮気してても弟には関係ないし
    義姉の両親呼べって話。

  • 匿名 より

    はあもうこれほぼ確定じゃん
    兄が不倫して相手の女に子供ができて、何で兄弟の親である義母と義姉がそのままそこで暮らすのよ
    養育費もないわけないだろ
    なんなら相手の女に慰謝料請求できる案件じゃんバカなの?
    甥って言ってる子供がお前の旦那の子供だよ

この記事をSHAREする