弟優先実母[5]姉に必要なのは自立することと語る母

マサミさんが中学校に上がった時・・・
「お母さん!!私、吹奏楽部に入りたいんだけど良いかな?」とマサミさんが相談すると「え・・・無理よ。カズキが中学受験するのよ?お金がかかる部活は諦めなさい」とキッパリ断られてしまいました。

カズキさんの中学受験を知ったマサミさんは驚くとお母さんは「そりゃ男の子だもの」と言いました。
マサミさんは「でも私が受験したいって話した時はお金がないから無理って・・・」と言うとお母さんは「それはそうよ。カズキにお金がかかるんだから」と言います。

「どうして私はダメでカズキはいいの!?私だって好きなことさせてほしい!!」とお母さんに訴えるとお母さんは「マサミに必要なのは早く自立することよ。お母さん、あなたこともしっかり考えてるんだから」と言いました。

続けて「だから吹奏楽部は諦めてね。これからカズキにもっとお金がかかるから」と言ったのでした。それを聞いたマサミさんは「ねぇ・・・もし私が男の子だったらお金をかけてくれてたの?」と聞きます。

お母さんは笑いながら「何を言ってんのよ~」と言いました。
結局マサミさんは吹奏楽部を諦め合唱部へ入部。
そしてカズキさんは私立中学に入学。
希望通りサッカー部に入りました。
マサミさんはいつしかお母さんがカズキさんを優先しても「私は大丈夫だよ。それよりカズキを優先してあげて」と言うようになったのでした。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。