私の人生は母が何より大切にしている弟のためにあった

私ばかりに負担を強いる家族に、「君の人生はどうなるの?」と不信感を募らせるケイスケ。これがごく自然な反応だと思います。うちの家族は少しおかしいのです。私の母が何より大切にしているのは弟のカズキ。それは幼い頃から当たり前のことで、私の人生は弟を支えるためにありました。

「このお菓子もこっちのお菓子も欲しいのぉ~!」と駄々をこねるカズキに、私は「でも300円までって言われたでしょ?」とやさしく言い聞かせます。けれど、どちらも諦めきれないのか、カズキの駄々はますますヒートアップ。「やだやだ~っ」と聞く耳を持たず、その場で泣き出してしまいました。

埒が明かなくなった私は「お母さ~んっ、カズキがわがまま言ってる!」と母に助けを求めます。すると母は「も~仕方ないわねぇ」と困ったようにつぶやき、私に笑顔を向けて「マサミのお菓子を一つ我慢して、カズキの買ってあげて?」と言いました。予想外の返答に、私は思わず固まってしまいます。

「仕方ないでしょ?カズキが欲しがってるんだから」母は、それが当然のことのように言いました。幼いながらも、その言葉が理不尽だと分かった私は、「で、でも私の分は・・・?」と恐る恐る尋ねます。しかし、返ってきたのは「お姉ちゃんでしょ」という、たった一言でした。

「こういう時に自分のものを渡す優しさを身につけなさい?もう5年生なんだから」母にそう言われた私は、胸の奥に湧き上がった感情をぐっと飲み込んで「・・・わかった」と小さくつぶやきました。
自分の人生は、昔から弟のカズキさんを支えるためにあったと話すマサミさん。カズキさんが駄々をこねれば、たいていのことは思い通りになってきました。けれど、その裏にはいつもマサミさんの我慢があります。幼い頃から母親に『お姉ちゃんであること』を強く押し付けられ、負担することが当たり前になってしまったのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。
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この親アタオカだわ、、、
こういう母親って、弟可愛がってるつもりで、実はダメにしているってわからないのかな。姉ならごまかせても、こういうクセの人って、他人にうっかり調子よく甘えてしまって失敗すると思う。ダメなものはダメって教えておかないと、あとで社会で通用しない。