オレ理論がしんどい[6]できていたら悩んでいない
「できてたら悩んでないのよ?」と言うと、「え・・」と言葉に詰まるショウヘイ。「ねぇ、子どもの何を見ているの?」と聞いても「いや・・だって・・」とまともに答えられず。「だってじゃないし、今まであなたの言うことも正論かと思ったよ??」と更にショウヘイに詰め寄りました。
「本人にやる気がないと意味がないとか・・でもさ、これでやる気が出ないままだったら『オレだったらできた』って言うじゃない??別にあなたが過去にできたとか関係ないのよ」私の言葉にたじろぐショウヘイ。
「もっともさ『自分なら』とか『自分だったら』じゃなくて、子ども達のことを考えて発言して欲しいし、相談したいのよ?わかる??」ショウヘイに言うと、、「いや・・お、オレなりにアドバイスしているつもりで・・とゴニョゴニョ言い出すばかり。
「私が求めてるのは!!!アドバイスじゃなくて、一緒に悩んで実行して欲しいってことなの!!『オレ理論』いらないから!!」とかなりの圧で訴えるとビビりまくるショウヘイ。「・・とりあえず、テレビは許可しないからね。もっと優先すべきことがあるから」とキッパリ伝えました。
そして、「二人とも・・パパと話し合ったけど・・一旦部屋にテレビはなしでいい?」ヒロキとカナデにそう言うと、「ママ、なんかいつもとちがーう・・」「・・わかった」二人は勢いに飲まれたように素直に言いました。すると、「あ、でもオレが勉強教えてやるよ!!」と、突然ショウヘイが言い出すと、「え・・それはイヤ」とヒロキが即答したのでした。
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。