[20]私の居場所を奪った女|借りたノートを返しに同行したら決定的事実。好きな女子の家の奥から現れた男

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前回のお話

高校時代、お互いに好きな気持ちをなかなかハッキリ伝えられないまま友達関係を続けていたワタルとカエデ。ある日カエデに『ワタルに近づくな』という嫌がらせの手紙が届いて以来、カエデはワタルと距離を置くように。本当は手紙のことをワタルに相談したかったのに言えなかったのです。そんなカエデには、ショウマがいつもそばにいるようになりました。一方ワタルは、シズクからカエデに届く手紙のことを密告され驚きます。シズクと付き合っている噂を流せばまたカエデと一緒にいられるようになると、カエデが望んでいるかのように巧みに嘘を織り交ぜながら誘導するシズクを信じ、ワタルはシズクと一緒にいるようになり、何も知らないカエデはそんな2人が付き合い始めたと思っていました。シズクにも嫌がらせの手紙が届くと、シズクはカエデには「ワタルがそばにいてくれると言った」、ワタルには「カエデがワタルに一緒にいてもらった方がいいと言った」とそれぞれに嘘をつき続けるのでした。ワタルとシズクが一緒にいるようになっても、嫌がらせの手紙はまだカエデに届きました。その手紙通りにケガをした妹のサクラを見て落ち込むカエデに「将来のお義姉さまに何かあってサクラが悲しむ方が辛い」と言い、サクラと笑い合うのでした。

1話目から読む

「ごめん!カエデの家についてきてくれる?」家へ向かう二人

カエデに届いた手紙通りケガをした妹のサクラを心配し、ワタルと距離を置くようになったカエデさん。「将来の『お義姉さま』に何かあってサクラが悲しむ方が辛いからな~」と言うショウマとサクラは笑い合っていました。

そしてある日のこと。
「・・あっ!カエデに借りたノート返すの忘れてた!」シズクの言葉に「え?」とワタルがたずねると、「ごめん!カエデの家に返しに行くのついてきてくれる?」とシズク。

「あ・・うん、わかった」と返事をするワタルに、「ごめんね。遠回りさせて・・」とあやまるシズク。「いや・・大丈夫」とワタルが答えました。そして二人でカエデの家へ。

そして、「どうしたの?二人で・・」驚いてドアを開けるカエデに、「ごめん!ノート借りっぱなしだった~!明日提出の課題出てたよね?」シズクが謝ると、「ああ・・わざわざありがとう」とカエデは静かに答えました。

「押しかけちゃってごめんね?」シズクがそう言うと、「ううん、大丈夫」と答えるカエデに、「カエデ、あの・・さ、」とワタルが声をかけました。

すると、「カエデ~?」そう言って部屋の奥からショウマが現れました。

ワタルさんと一緒に下校していたシズクさんが、ノートを返し忘れたと、二人でカエデさんの家へ行くことに。静かにノートを受け取るカエデに「カエデ、あのさ・・」と話しかけたワタルさん。すると、「カエデ~?」と奥から登場したショウマさん、これまた・・ぐちゃぐちゃの展開になりそうですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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