[39]お金回収夫|後輩が育休中の家計のやりくりを質問「一定額しか渡してないから変わらない」思わず絶句

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前回のお話

大好きなオサムさんと結婚して幸せになるはずが、新婚早々、これまで投資した分を回収すると言われてマホさんは唖然。生活費20万円を超過した分と、投資ノートから毎月支払うというルールまでできたのでした。お金の損得で物事を考えるオサムさんに、保育園料金を安くするためにと離婚を提案されて大喜び。職場復帰後、育児休暇に関するミーティングで、ズレた発言をするオサムさんは、後輩に離婚の理由をたずねられ偽装離婚を疑われることに。その頃マホさんは自宅へ。ポストに郵便はなく部屋へ行くと、前よりにガランとした部屋でローンの督促状を見つけてビックリ。さらにダンボールの山からアイドルのグッズを見つけ「育児もしないで推し活かよ!」と怒っているとオサムさんが帰って来て、一緒にマホさんの実家に行くと言い出し、なんとか断ろうと買い物に行くことに。5万円近くもたかられ、「早くこいつと縁を切らないと!」と思いながら自宅でおかずを作りながら督促状のことを聞くと、引き落としなのに払い忘れたと言うオサムさん。マホさんの荷物を全部処分した上にお金を何に使ったのかと聞いても答えないオサムさんに呆れ、早々に部屋を出たマホさんの思いも虚しく、頻繁に実家にやってくるオサムさんは、おかずどころか日用品まで持ち帰るように。もう無理!とマホさんが詰め寄ると逆ギレするオサムさんに「もう拒絶しようかな」と思いつつ請求を恐れるマホさん。オサムさんは、逆ギレしたことを後悔していました。

1話目から読む

「アイドルより一般人の方が投資しがいがある」クズに成り下がる夫

慌てて自宅を飛び出したマホさんは、オサムさんが実家に来たらどうしようと考えていたのですが、その後結局頻繁に実家にやって来てはご飯を食べるどころか、日用品まで持ち帰るようになり、マホさんがもう無理と詰め寄るもしらばっくれるばかりで、最後には逆ギレするオサムさん。マホさんが考え込んでいると、オサムさんは逆ギレを後悔していました。

そしてある日のこと。
「明日の夜、ごはんいかない?ご馳走するよ」
「あ~、明日は用事があって」
「そうなの?三ツ星レストランに行こうと思ったのに」
「あ!予定変更できるんで大丈夫かも!」
「ほんと?じゃあ行こう」
オサムさんは女性をデートに誘っているようでした。

そして次の日。
「こんな高級なお店初めてです~!」興奮している女性に「あ、そうなの?僕よく来てるけど?」とあっさり言うオサムさん。すると、「え~。それって私みたいにアプリで知り合った子と?」と聞かれ、

「アプリで知り合った子を連れてきたのは初めてだよ」とニヤニヤしながら答えるのでした。
そして帰宅後。
「やっぱりアイドルより、一般人の方が投資のしがいあるな~。資金のために今度は慎重に頻度を落としてマホの家を活用しないと」と構想を練っていました。

またある日のこと。
「オサムさん、聞きたいんですけど。育児休暇中って入ってくるお金が今より低くなるじゃないですか?」会社で後輩にそう聞かれ、「うん。そうだね~」と答えると、

「なにか家計のやりくりってあるんですか?」そう聞かれて、「ああ、そんなこと。うちは一定の金額しか奥さんに渡してないから変わらなかったよ」オサムさんが平然と答えると、「え?」と驚きました。

アプリで知り合った女性にメッセージを送り、高級レストランで食事するオサムさん。「アイドルより一般人の方が投資しがいがある」と持論を展開していました。またある日、会社で育児休暇中の家計のやりくりについて聞かれたオサムさんは、「うちは一定額しか渡してないから変わらなかった」と真顔で答え、質問した後輩はあっけにとられていました。オサムさんが平然と答えた家計でやりくりするマホさんがどれだけ大変だったか・・そんなこと考えてもいないんでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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