［２７］お金回収夫｜追い出され運営にクレーム「なんだよコレ！」ＳＮＳで晒されている自分に気づく

「ライブ、イベントすべてのご参加をお断り」よっぽどの事しなきゃなんない

役所で離婚届を出した後、実家に帰り、「お母さん！！私オサムと離婚できた！」と大喜びで報告！「役所で嬉しくて笑うの我慢してたら泣いてるって思ったらしくて・・」と言った後、勝手に荷物を売っていたことから、「縁切りは慎重に進めないと・・高額請求されかねない」と考え込みました。

その頃家では、「まさかマホの荷物の処分を全部任せてもらえるなんて、洋服とか売ろうかな～。このバッグとかいくらくらいになるかな～」とホクホク顔のオサムは、時計を見ると、慌ててライブ会場に出かけて行きました。

チケットを見せ、受付を通ろうとすると、「お客様申し訳ありません」と声をかけられ、「開催するライブ、イベントのすべてのご参加をお断りさせていただくことになっております。ご了承ください」と言われ、「は？どういうことだよ？」と苛立ちながら言い、

「僕が何したっていうんだよ？」と詰め寄ると、「他の方の迷惑にもなりますので・・」と断られ、「だから僕が何をしたって・・」とごねていると、後ろに人の気配が。

「ちょ、ちょっと！」と文句を言うも、「お引き取りをお願いいたします」そう言いながら、出口の方へと押し出そうとするスタッフ。その様子を見た周りの人は、「うわ・・まただよ」「あ・・あの人」「何？出禁？」「やっと？」とざわざわと声が聞こえてきました。

ライブ会場の外に追い出されてしまったオサムは、「ちっ！」と舌打ちしながら、「出禁とか意味わかんねーし！運営にクレーム入れてやる！」とスマホを見ると、「＠ライブ会場　こいつやっと出禁wwwww」「有名なおっさんじゃんｗ」「こないだも騒いでたよ」と自分がＳＮＳで叩かれているのを見て、「なんだよコレ！」と叫びました。

自宅でマホさんのクローゼットを眺めながら、「洋服とか売ろうかな～。このバッグとかいくらくらいになるかな～」とウキウキするオサムさん。その後、ライブ会場に足を運ぶと、受付で断れて一気に不機嫌に。その後も何をしたのか確認しようとするも、追い出されてしまったオサムさんは、SNSで自分自身の悪口が次から次へと書き込まれているのを見て、「なんだよコレ！」大きな声で叫びました。
マホさんのクローゼットを眺めて物色した後ライブ会場へ。出禁扱いのオサムさんは、一体何をやらかしたのでしょうか。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：まりお
２児の母です。