入学や進学の時は何を準備すればいい?安心できる事前準備についてお教えします。

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中学校進学前に身につけたい習慣

中学校では、授業のスピードも速くなり、教科ごとに担当教員が変わるため、自分でノートを取り、家庭学習の習慣を持つことがより重要になります。小学校のうちにから、「宿題を終わらせてから遊ぶ」「分からないところを自分で調べてみる」といった学習習慣を身につけておくと、中学校でのつまずきを防げます。

特に英語は、中学に上がる前に、小学校で学習した単語を「聞ける・読める・書ける」レベルまで習得しておくと、最初の授業からスムーズに進めます。

時間管理も非常に重要です。部活動、宿題、スマートフォンの使用など、時間の使い方によって生活リズムが崩れやすくなります。小学生のうちから「やることリスト」の作成やタイマーを使った集中学習など、自己管理の習慣を身につけておくことで、スムーズな中学校生活を送ることができます。

高校進学前に考えておきたいこと

高校では、勉強の内容がさらに専門的になり、科目も増え、進路選択も意識し始める時期となります。高校入学前にしておきたいことのひとつが、「勉強の目的」を本人と一緒に確認することです。「なぜ勉強するのか」「自分がどんな道に進みたいのか」を親子で話しておく合うことで、モチベーションの維持にもつながります。

高校生活は自由度が高い分、自分で考えて動く力が求められます。そのため、中学校のうちに「わからないことを先生に聞く」「自分で調べる」など、自主的な学びの姿勢を身につけておくと、入学後の環境変化にスムーズに対応できます。

また、通学距離が長くなったり、公共交通機関を利用する子も増えます。
定期券の購入方法や、電車・バスでの乗車マナー、乗り換えの練習なども、春休みのうちに保護者と一緒に確認しておくと安心です。スマートフォンの使用についても使用時間やSNSの利用ルールなど、家庭内での約束事を事前に話し合っておくことが大切です。

最後に

入学・進学は、お子さんの成長のチャンスであり、保護者にとっても子育ての新しいステージとなります。
「すべてを完璧に」と考えすぎると負担になりますが、日常生活の中で少しずつ習慣づけていくことが大切です。そして、何より大切なのは、親が子どもを信じて見守る気持ち。困ったときは一緒に考える、必要に応じて学校や専門機関に相談するなど、無理ない方法で進めていきましょう。

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