前回の話
「ガタン・・」と怪しい物音がして、恐る恐る玄関を覗いてみたママ、そこにはダイヤくんがいて勝手に靴箱を開けていました。「何してるの?」というママの声には答えず「アサヒくん、野球やろうよ。公園集合な!」と声を言い出て行ってしまったダイヤくんを「よく言えば自由人、悪く言えば常識知らず」と思うママ、「ダイヤくんのママはなかなか話しかけづらい雰囲気だし・・」と悩んだ末、「ダイヤくんのことどう思う?」とアサヒくんにたずねました。
子どもの友達が苦手[4-2]母親の私が我慢すればいいのかな
ダイヤくんの行動や言動にモヤモヤが止まらないママは、アサヒくんに「ダイヤくんのことどう思う?」とたずねました。すると「ダイヤくん?とっても大好きだよ」と笑顔で答えるアサヒくん。
「・・そっかぁ」アサヒくんの笑顔を見たママは「ダイヤくんを注意することで、2人の関係にヒビが入ってしまったら」と心配になりました。
「内気な性格のアサヒだけど、ダイヤくんと一緒にいるおかげか明るくなった気がする」と考えるママ、「ハートのポーズだよ!ダイヤくんが教えてくれたの!」アサヒくんが可愛くポーズを取る姿を思い浮かべました。そして「ダイヤくんだって、悪気があるわけじゃないんだし」ママは自分に言い聞かせるように心の中で呟きました。
そして「私が我慢したらいいのかなぁ・・」そんな風に思っていたのですが、「あれっ?」ママはあることに気づきました。
「ダイヤくんのこと、とっても大好きだよ!」アサヒくんにあふれんばかりの笑顔で言われたら、ダイヤくんに注意することをためらってしまいますよね。でも、このままママが我慢しても、ダイヤくんの行動が良い方向に向かうとは、残念ながら考えにくいですね。
ママ広場オリジナルマンガ「子どもの友達が苦手」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます