前回の話
偶然会ったアサヒくんの同級生ゆりちゃんのママに「家のものとか・・なくなってない?」と突然聞かれたママ、驚いて「え・・どうしてそれを?」と聞き返すと「やっぱり・・実はこの前うちにもダイヤくんが来たんだけど・・」ゆりちゃんママの話を聞いてさらに驚きました。どうやら物がなくなっていたのはママの家だけではなかったようで、最終的に「お互い気をつけようね」と話し、その後は常に一定の距離感で目を光らせることにしました。そのおかげかその後の被害はかなり少なくなったのですが、「やっぱりダイヤくんだったってこと?」とやっぱりママはモヤモヤしていました。
子どもの友達が苦手[10-2完]正直ホッとした。息子の友達の引越し
その後、しばらくしてダイヤくん一家は引っ越して行きました。ダイヤくんママとダイヤくんが荷物を運び出しているのを部屋から見ていたママ、ダイヤくんママの髪にはママのヘアゴムが!!それを見てママは驚きました。
ダイヤくんが家に来る度に物がなくなっている気がしたり、勝手に家に入って来てしまったり、過去のダイヤくんの行動を振り返り「いつもダイヤくんには振り回されてばかり・・」と思うママ、でも、ダイヤくんはアサヒくんの大親友ということもあり、キツく言えずモヤモヤしていました。
「ダイヤくん・・」と寂しそうにしているアサヒくんに「またいつか会えるよ」とママが声をかけると「お手紙書く・・」と答えるアサヒくん。アサヒくんは寂しそうしていましたが、ママは正直ホッとしていました。
「さっ!宿題しちゃおう!」とアサヒくんに声をかけたママ、「オレンジジュースで良い?」とたずねると「うん!」とアサヒくんが答えました。そしてそれ以降、家のものがなくなることはありませんでした。
お友だちのダイヤくんが引っ越してしまい、アサヒくんはとっても淋しいと思いますが、良い思い出として心の中に残る方がいいのかもしれないと思ってしまいますね。
完
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※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます