[2]息子の離婚|夫と仲睦まじく歩く女性は誰?見たことのない笑顔を女性に向ける夫にショックを受ける

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前回のお話

結婚し1児の父親でもある息子渉さんから、2人目を妊娠中の妻由美さんと離婚して高校時代の元カノ祥子さんと再婚すると報告され唖然とした加奈子さんは、悪びれず話す渉さんの顔が夫省吾さんと重なって見えました。

見知らぬ女性と腕を組んで歩く夫を見てしまった

息子の渉から突然離婚と再婚の報告を受けた私。渉の妻由美さんはもうすぐ二人目を出産するというタイミングだというのに・・。そして、再婚相手は高校時代に付き合っていた祥子さんだといいます。私はこんな一大事を悪びれもせず平然と話す渉が夫と重なって見えました。自分の結婚当初の苦い記憶がよみがえってきたのです。

あれはまだ結婚して間もない頃で、渉を妊娠中のこと・・。
夫の家に同居するのが当たり前だった時代。
男は外で働き、女は家を守る。そんな時代でした。
義母の嫌味にも耐え、辛くても反論などできませんでした。
都会ではもしかしたら、そんな考え方も徐々に変わってきていた時代かもしれませんが、私の住んでいた地域ではまだまだ昔の考えが根強く残っていました。
ある日、夕食の買い出しに行っていた私は、「・・ふぅ。急いで帰ってお義父さんが好きな煮付けを作らないと。またお義母さんに『手際が悪い』とか『味付けが薄い』って小言を言われちゃうわ」と帰ってからやることの段取りを考えながら両手に荷物を抱え家路を急いでいました。

すると、人混みの中に見覚えのある後ろ姿を見つけました。「えっ・・省吾さん?・・隣の女の人は誰?」女性と腕を組み仲睦まじく歩いているのは、どう見ても夫の省吾さんです。

私は物陰からそっと二人の様子を窺いました。「君と話している時が一番自分らしくいられるよ。何かあったら今日みたいに連絡して。すぐに助けるから」と省吾さんが優しく微笑みかけ、「省吾さん、ありがとう。頼れるのは省吾さんだけだから」と嬉しそうに女性が言うのが聞こえました。

そして、省吾さんが「そうだ。プレゼントがあるんだ。これ」と紙袋を取り出すと、「あっ、このお店って」と女性はその紙袋がどこのお店のものかわかったようでした。「うん、昔欲しいって言ってただろ」と言いながら省吾さんが紙袋を手渡すと「覚えていてくれたの?嬉しい」と女性が嬉しそうに言いました。

誰?省吾さんのあんな嬉しそうな顔初めて見た・・。私がお義母さんから色々言われても庇ってもくれないのに・・。プレゼントだって私は貰ったことない。どう見てもただの知り合いといった関係には見えません。私には見せない笑顔を向け、私にはくれたことのないプレゼントを渡す省吾さんを見てとてもショックを受けました。

夫の省吾さんが女性と腕を組んで歩いているところを見てしまった加奈子さん。それだけでも相当なショックですが、それ以上に加奈子さんが傷ついたのは、自分には見せない優しい笑顔で女性を気遣い、自分にはくれたことのないプレゼントをする省吾さんを見たからでした。妻である自分よりも大切にされている女性がいるなんて信じたくありませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお

最新のコメント
  • あらら より

    わたし自身の話で恐縮だけど、夫がシングルマザー家庭育ちです。両親に、結婚を考えている相手がいるから会ってと話した時、父が即座に「どうしてシングルに?もしお父さんが浮気で離婚したのだとしたら結婚はダメ」と言われました。
    父は、親が浮気する人だと子供も無自覚でもそこの道徳観が緩くなっている場合が多いからだとハッキリと言った。
    偏見かもしれないけど、父なりに周囲を見てきて感じたことを言ったのだと思う。
    このマンガは今のところそのままの通りになってるけど・・・。

  • あんこ より

    夫と離婚する前の話からかな?
    何だか波乱の予感。

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