海洋生物オタクとふわふわ系女子の2人に感じる矛盾

いくら陽太が大学生で、そういう行為があってもおかしくない年齢だとしても、きらりちゃんを妊娠させたなんてどうしても信じられません。きらりちゃんとは半年前に別れたはずですし、真面目で恋愛に対して潔癖な陽太が、付き合ってもいない相手を妊娠させるとは思えませんでした。
きらりちゃんはふわふわした雰囲気で、いわゆる『ザ・可愛い女の子』という感じ。一方の陽太は優しい性格ではあるものの、海洋生物オタクで、どちらかというと地味なタイプです。付き合い始めた頃は、陽太がきらりちゃんにメロメロだった印象がありますが、趣味も雰囲気も正反対だったので次第に話が合わなくなっていき、結局、そこまで長続きしなかったと記憶しています。

陽太が住んでいるところだと、電話がつながるのは朝の5時頃。きっと、あと2時間くらいは起きてこないでしょう。本当は今すぐにでも真相を聞きたかったのですが、夫の提案で「見たら電話するように」とメッセージだけ送っておくことにしました。

私は陽太に「メッセージを見たら、至急電話して」と送りました。「あなたが元カノを妊娠させたって言われたんだけど」なんて、さすがにストレートには書けません。詳しい話は、電話で直接聞くしかないわね。

すると数時間後、陽太から電話がかかってきました。慌てて電話に出ると、陽太はのんきな声で「おはよう。あ、そっちは夜か。久しぶり、元気?」と聞いてきました。

「メッセージ見たら、至急電話して」という内容を不思議に思ったのか、陽太は「どしたん?こんな早朝に・・・まさか、ばあちゃんに何か?」と的外れなことを聞いてきました。太一が「いやそうじゃない、実は昨日柴崎さんが来て」と話すと、陽太はキョトンとした様子で「きらり?なんで?」と首をかしげました。
陽太くんと連絡をとることに成功した静香さんたちでしたが、きらりさんの名前を聞いても、陽太くんは何のことかピンときていない様子。どうやら陽太くんは、何も知らないみたいですね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
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