自分の名前の由来を知り、拒否反応を起こしてしまった娘。「呼ばないで!気持ち悪い!」と泣き叫ぶ娘を抱きしめて、「あなたの名前とっても好きよ」と伝えました。そして私は知っていることを全て娘に話したのです。その夜、夫になぜ娘に話したのか聞いてみると・・・
娘の名前は夫と元カノの思い出[8]全く話が通じない。私がおかしいの?
私の質問に、夫は当然のように
「なんでって・・・由来を聞かれたからさ。いろいろ昔のこと思い出して・・・」
夫の態度にまた怒りが湧いてきました。
「名前の由来だけえ伝えれば良いでしょう!
どうして元カノと決めたことまで言うの!
どうしてそんなにデリカシーが無いのよ」
怒りを思い切り夫にぶつけました。
「娘が傷つくと思わないの?」
怒りに任せて叫ぶ私を不思議そうな、少しイラついた顔で見ながら夫は驚くべきことを言ったのです。
「あの日も思ったけどなんで黙ってなきゃいけないわけ?」
「何がそんなに気に食わないの?」
夫からの想像もしなかった言葉に、あまりにも驚いて私は声が出ませんでした。
「叶実の名前は俺が一生懸命考えた。
お前にとやかく言われる筋合いはないよ。」
「それに、あの名前をつけるきっかけになったのは叶絵なんだよ。
由来として言うべきだろ。」
言うべき・・・?私には全く理解できませんでした。
最終話へ続きます
ママ広場オリジナルマンガ「娘の名前は夫と元カノの思い出」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。