娘の名前の由来を知って以来、夫との間に溝ができ、さらには娘の名前を素直に呼べなくなってしまいました。これまでずっと何千回と呼んできたかわいい我が子の名前なのに。娘に何の罪もないとわかっているのに・・・。
それから数年経ち、私はようやく娘の名前を受け入れられるようになり、呼べるようにもなってきていました。そんなタイミングでなぜ約束を破って娘に由来を話したの?
娘の名前は夫と元カノの思い出[7]あなたの名前とっても好きよ
話は娘が名前の由来を知ってしまった時に戻ります。
「叶実・・・。」
「呼ばないで!気持ち悪い!」
特に思春期の女の子には受け入れがたいことでしょう。
娘は「呼ばないで!」と泣き叫びました。
私は、「マジで最悪」と泣く娘の肩にそっと手を触れました。
「お母さんはね、あなたの名前とっても好きよ。
『夢を叶える、実らせる』そんな願いがこもっているの。」
そう伝えながら娘を抱きしめました。
それから私は、知っていることを全て娘に話しました。
娘は私の話を静かに聞いていました。
その夜。
私は夫に聞いてみました。
「・・・ねぇ、どうして叶実にあのこと言ったの?」
すると夫は・・・。
続きます
ママ広場オリジナルマンガ「娘の名前は夫と元カノの思い出」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。