【5】知っていたら反対したよ。夫の行動が理解できない。娘の名前は夫と元カノの思い出|ママ広場マンガ

前回の話

楽しいバーベキューもあっという間に終盤に。見当たらない夫を探していたら、物陰で話す声が・・・。そして私は聞いてしまいました。夫が娘につけたいと言って考えてくれていた「叶実」が、実は知らない女性と二人で決めた名前だったことを。思わず二人の前に飛び出すと、相手の女性は自己紹介の時に動揺していた人でした。

娘の名前は夫と元カノの思い出[5]元カノの名前が一文字はいった名前をなぜ・・?


夫から紹介された女性は、バーベキューの自己紹介で動揺していた人でした。
「この人は鈴木叶絵さん、おれの大学時代の元カノさんだよ。」
鈴木さんは、うつむいたままペコリと頭を下げました。


夫の説明によると、大学1年生から4年間付き合っていた鈴木さんとは、卒業後の結婚も考えていたそうですが、彼女のご両親の猛反対にあい、結局別れることになってしまったのだそうです。
「ねぇ、子供は欲しい派?」
「もちろん!女の子がいいなぁ。
女の子だったら名前は・・・」
付き合っていた時に、鈴木さんとそんな会話をしながら考えた名前。

そう、娘の名前はこの時に鈴木さんと一緒に考えて、鈴木さんの「叶絵」から一文字もらった名前だったのです。


鈴木さんは慌てて言いました。
「わ、私も、今日初めて知って・・・まさかこんな・・・」

「なんで?」
私は夫に聞きました。元カノと二人の将来の子共を夢見て考えていた名前を、どうして!?





「字画も良い、名前に込められた意味だってある。」
私の「なんで?」の真意が全く通じていないかのように、夫は笑顔で答えました。
そして
「お前も素敵だって賛成したじゃないか。何が悪いんだ?」
と、鈴木さんの動揺も、私の気持ちもまるで理解していないようでした。

「そんな由来だって分かってたら反対したわよ!
知りたくもなかった・・・気持ち悪い・・・」
私は思わず座り込んでしまいました。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「娘の名前は夫と元カノの思い出」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり

作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。

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