【2】女の子を望んでいた夫。「つけたい名前がある」娘の名前は夫と元カノの思い出|ママ広場マンガ

前回の話

娘が知ってしまった・・・。娘の名前は「叶実」。叶実は、夫からその名前の由来を聞いて、自分の名前が大嫌いになってしまったのです。「呼ばないで!」と泣き叫ぶその理由とは・・・。

娘の名前は夫と元カノの思い出[2]女の子の名前を決めていた夫

話は私が妊娠中の頃に遡ります。
妊婦健診へ行き、いつものようにエコーで赤ちゃんの様子を見ながら、医師と話していました。

「もう5ケ月なので性別が・・・あ!」
性別が分かるの!?
「どっちですか!?」

・・・

帰り道、私はウキウキした気持ちでお花を買い
可愛らしいギフトボックスに入れてもらいました。

「ただいま」
すぐに夫が顔を見せて聞きました。
「お帰り。健診どうだった?」
私は満面の笑みで、買ってきた箱を夫に渡しました。

「じゃーん!プレゼント!開けてみて」

突然のプレゼントに、夫は少し驚いた様子です。
「今日何の日だっけ?」
と言いながら箱を開けてみると・・・

可愛らしいフラワーアレンジメントにデコレーションされた「GIIRL」の文字。
「えっ?もしかして!」

「今日先生が教えてくれたのよ。ちょうどお股の方向けててくれたみたいなの。」
私が伝えると、
「嬉しい!」と言って、夫は私にハグをしてくれました。
「女の子がいいって言ってたもんね。」

性別がわかると、夫は私のお腹を優しくなでながら
「俺、女の子だったらつけたい名前があったんだ。」
予想もしていませんでした。夫が赤ちゃんの名前を考えてくれていたなんて!

「えっ!どんな名前?
・・・うんうん、わぁー素敵な名前。私も大賛成。」

夫が教えてくれた、素敵な名前は「叶実」。
本当に幸せな時間でした。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「娘の名前は夫と元カノの思い出」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり

作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。

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