また怒られるのかな。退院後の生活を考えると不安で堪らない

酷いつわりで食事が摂れず入院中のハズキさん。リヒトさんは毎日面会に来て「今日はどれくらい食べられた?」と聞き、数日が経つと、食事の量を確認したいから食事の前後の写真を送ってと言いました。ハズキさんの入院で自分の生活リズムが乱れていることを不満に思っているリヒトさんは、早くハズキさんに元気になって帰ってきてもらいたいと思っていました。
入院中のハズキさんは、「退院したらまたあの生活になるのかな・・私にできるんだろうか・・。私がこんな感じでお腹の赤ちゃんに影響しないかな・・。・・また怒られるのかな」と退院後のことを考えると不安で涙が溢れてきました。

涙が止まらなくなり、どんどん不安になってきたハズキさんは過呼吸になってしまいました。「だ・・大丈夫ですか?!」看護師さんはハズキさんの異変に気付き驚いていました。

ハズキさんの体調が落ち着いた後、産院の先生が「今の奥さんは基本的に無理は禁物なんですよ。いいですか?無理はさせないでください!」とリヒトさんに念押しすると、「・・それは、今までの生活には戻れないという認識で良いでしょうか?」と無表情で確認するリヒトさん。

「そうなりますね・・」と先生が答えると、リヒトさんは「・・わかりました」と静かに言い、二人のやり取りを聞いていたハズキさんは、リヒトさんが理解してくれたのだと思い「よかった・・」と安堵します。

先生と話した後、リヒトさんは「ハズキ。前も話したけど、僕は自分の生活リズムは変えたくないんだ」と前置きをした上で「でも・・今はハズキも無理をできないようだし」とやれやれといった感じで話し始めました。「う・・うん・・」と身構えるハズキさん。

リヒトさんは、「だから・・僕の生活のサポートをしてくれる人に来てもらおうかと思うんだけどいいかな・・?」と提案してきました。ハズキさんは予想外の提案に驚いたものの、「ハウスキーパーさんってこと?」と思い、「え・・?!あっ・・うん」とリヒトさんのこの提案を受け入れることにしました。
退院後のことを考えると過呼吸になってしまうほど不安が強いハズキさん。産院の先生がリヒトさんに無理は禁物だと念押しすると、リヒトさんは納得したようでした。今までの生活リズムを変えたくないリヒトさんは、ハズキさんが今までのように家事などができないとわかると「僕の生活のサポートをしてくれる人に来てもらおうと思うんだけどいいかな?」とハズキさんい提案。ハウスキーパーを雇うのだと思ったハズキさんは驚きつつも了承しました。
これまでは「できない」と言えない状況だったハズキさん。ハウスキーパーさんに来てもらってハズキさんの負担や不安が減ると良いですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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