これまでわがまま放題のお姫様として君臨していた義妹、娘の美紗が話せるようになってから、その風向きが少しずつ変わり始めたのです。ごちそうさまも言わずに立ち去る義妹を注意したり、「レトルトなんか食べない!」と怒り出す義妹を責める義父や夫は、「さいしょはできなくてあたりまえなんだよー」と美紗に可愛く叱られてデレデレ・・。子どもの純真な言葉ってすごいなあ、とあらためて思うのでした。
マウント義妹[8]姪っ子愛が芽生えた瞬間?|ママ広場オリジナルマンガ
そしてある日のこと、義実家で美紗の姿が見えなくなり
「あれ?美紗?どこにいったんだろ?」
「あっちかな??」
と探していたのですが・・どうやら義妹の部屋にいたようで・・
「なに?私の部屋に入らないでよ」
美紗に対して、部屋で寝っ転がりながらぶっきらぼうに答える相変わらずな義妹に
「めぐおばちゃん、お目目きらきら!かわいいね~」
目をきらきらさせて無邪気に言う美紗は、
「そ、そう?」
と、動揺する義妹に
「うん!おひめさまみたい~!」
「おひめさま・・」
そう褒められて悪い気はしない義妹は、起き上がって
「・・きらきら、好きなの?」
と美紗に聞いたところ
「うん、だいすき!きらきらかわいいもん!めぐおばちゃんも、かわいくってだいすき!」
「!!!」
たくさん褒められて、義妹もうれしくなったのかアクセサリーを取り出して美紗の髪につけました。
「かわいい~!おひめさまみたい??」
そうたずねる美紗に
「かわいいよ、それ美紗ちゃんにあげるね」
とニコニコしながら義妹が言い
「わあ!ありがとう~」
喜ぶ美紗の顔・・な、なんてかわいいの!!
・・・と、一部始終をドアの隙間から覗き見ていた私と夫、
「・・やっぱり、美紗は天使かもしれない(涙)」
感動の涙を流しながらそう呟く夫・・
美紗と義妹のこのやりとりがあってからというもの、
少しずつ変わっていった義妹
以降、美紗への愛情はどんどん強くなっていったのです・・。
[9]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「マウント義妹」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [作画]まりお
作画:まりお
息子(小3)のイケメンっぷりに心ときめいて、娘(年長)のムチムチボディに顔を埋める毎日です。