前回の話
いよいよ、イベント当日です。
[3-2]同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました
※作中にでてくるSNS関連の名称は当時のままです
頑張って書いた新刊3冊。問題いなく、ちゃんと刷られているのを確認したら安心して力が抜けました。
なぜなら、イベントの前まではうまくいかない夢ばかりみていたのです
完璧にセッティングされたブースの写真を撮っていると、
家で留守番中の夫から息子の様子を知らせるメッセージが届きました。
おやつのプリンを食べる息子の様子にホッとしつつ
カメラロールに保存しようとして気づきました。
子どもしかいないカメラロールに突然イベントの写真
ここ数年ずっと子どもばかり見つめてた
幸せではあったけど
ここでは本当に
「ママ」じゃないんだな私
「新刊一部ずつください」
本当に人がきてくれた!
本を手にとってもらうとドキドキします
いろいろなブースをまわり、買いものをしたりアニメの話で盛り上がったり
行けども行けども
愛しかない場所です
次の話>>
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[原作者]
四辻さつき
昭和生まれの二児の母。
[プロフィール]
中学生の頃の某新世紀アニメをきっかけに、中・高と同人をたしなむ。
その後、進学・就職・結婚としばらく同人から離れていたが、第一子のイヤイヤ期と第二子の妊娠が重なり、
某深夜アニメでストレスを解消しているうちにどっぷりハマる。その勢いで同人活動を開始。
第二子出産後、子供が増えて託児の難易度が上がったことから、イベントのための託児があればいいのに・・・と考え、
ないなら作ってみよう! と思い立つ。現在、男児二人の子育てに奮闘中。
そして託児所「にじいろポッケ」を立ち上げた実話漫画『同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました』が12/11に発売!
書誌ページ:『同人イベントに行きたすぎて託児所を作りました』