マネージャー、何か知ってるな?

フロントで私たちと別れたあと、自分の部屋に入った美子は、壁に不気味な絵が飾られているのを見つけました。嫌な感じがしたので絵を外そうとすると、額縁の裏にお札がびっしりと貼られていたそうです。怖くなった美子は、慌てて椎菜に助けを求めたようでした。
部屋を替えてもらったと言いますが、確か他の部屋が空いていないからシングル3部屋になったはず。それなのに、よく部屋を移動できたものです。「よく部屋が空いてたね」そうたずねると、椎菜は困ったような顔で「あ~、それがねぇ」と切り出しました。

部屋を替えてもらおうと受付へ向かった美子と椎菜でしたが、何度頼み込んでも「空いていないから」の一点張りで、断られてしまったそうです。

しかし、あの部屋では絶対に寝たくないと思った美子は、何度断られても必死に頼み込んだそうです。粘ること数十分「そこをなんとか!あの部屋の絵が」と美子が言いかけたその時・・・

ダダダッと走る音が聞こえたかと思うと、奥にいたマネージャーらしき人が、血相を変えてフロントに姿を現しました。

マネージャーらしき人は「承知いたしました!お待ちください!」と言うと、すぐに代わりの部屋を手配してくれたそうです。・・・そのマネージャー、絶対に何か知ってるじゃん。このホテル、もしかして外れを引いてしまったのでは。
それまでは「部屋は空いていない」の一点張りだったのに、絵のことを口にした途端、部屋を手配してくれるなんて、何か理由があるに違いありませんよね。ますます不気味に感じてしまいます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:八雫紫苑 編集:石野スズ
作画:左近寺しゅうり
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