[25]クズ男に恋した私|笑顔で簡単に裏切られ「私のこと好きだってウソ!?」彼の気持ちが理解できず溢れる涙

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前回のお話

大学のインカレサークルで出会ったコミュ力が高くみんなに優しいイケメンのレンさんに恋をしたミカさん。仲良くなり恋人同然の関係になったものの、「好きだけど付き合えない」と言われ曖昧な関係のまま。そのままミカさんは社会人になり、レンさんは留年したあと大学を退学。就職して一人前になったら付き合いたいと言う言葉を信じて応援していたものの、レンさんからの連絡は次第に減っていきました。その後バスケの集まりで会ったレンさんの友達アツシさんに、レンさんにいい感じの女の子がいることを聞かされショックを受けました。レンさんには都合のいい女の子がたくさんいるとアツシさんに言われて呆然。何度もレンさんにメッセージを送るも返信はなく、既読にすらなりませんでした。その後もレンさんからの連絡を待ち続け、気づけは朝。徹夜でボーっとしながらなんとか会社に行ったミカさんに、レンさんからの連絡はないまま2週間が過ぎた頃、アツシさんから「今日バスケに来るって」と連絡が!逸る気持ちを抑え仕事を終えて駆けつけるも、やっと会えたレンさんの隣には知らない女性の姿が。ミカさんは「誰!?」と心の中で呟きました。ミカさんに気づいたレンさんに「連絡できなくてごめん」と言われ「・・うん」と呟くミカさん。すると、後ろから「初めまして。レンの彼女のアンナです」と言われ、イチャイチャする2人の間に入り、「レン?」と声をかけました。

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「女の子は俺にとってみ~んな一番だよ~」笑顔で女心を弄ぶクズ

私に気づいたレンは、悪びれるでもなく「ミカひさしぶり~。連絡できなくてごめん」とシレっと言い、それを聞いて思わず「・・うん」と頷いてしまいました。するとレンの後ろから現れた女性に「初めまして。レンの彼女のアンナです」と挨拶され「・・カノジョ」と呟いた後、アンナさんとイチャイチャするレンに声をかけました。

振り向いたレンに、「レンは、私が一番だって言ってくれてたよね!?」「私のこと好きだって・・あれはウソ!?」と目に涙を溜めてそう言うと、

何も言わず、静かに私の話を聞いていたレンは、

「女の子は、俺にとってみ~んな一番だよ~」と言い出し、「そんな・・」レンの言葉を聞いて呆然としてしまいました。

「それに、僕は付き合えないってちゃんと言ってたよね?」レンにそう言われ、「だけど・・私と付き合うために頑張るって言ってたじゃん」私がそう言うと、「俺の彼女はアンナだけだよ??」とまたイチャイチャし出すレンを見て、

その場にいるのが苦しくて、走ってレンから離れました。

思いっきり走って息が上がりそうになると、「わぁぁあああああ」と声を出すと自然と涙が流れて来ました。

「わぁぁあああああんん」と立ち止まって大泣き。周りの人が驚いて見ているのも全く気になりませんでした。

泣きながら家に帰り着いた私は、
「私って・・レンにとってはなんだったの?」
「好きだって言ってくれてたじゃん。私が一番って言ってくれてたじゃん」
「私の何がダメだったの?どうしたら私と付き合ってくれたの?」
と涙ながらに考えていました。

「もう・・わからない・・」どれだけ考えても、レンが私に言ってくれたことと現実は、大きくかけ離れていて、着替えた後、ベッドで泣き続けたのでした。

レンさんに「私のこと好きだって・・あれはウソ!?」と詰め寄ったミカさん。すると、「女の子はみんな一番だよ~。俺の彼女はアンナだけだよ??」とイチャイチャする姿を見せつけられ、いたたまれずその場から逃げるように帰ったミカさん。帰り道に大泣きしながらレンさんのことを考え、「もう・・わからない・・」とベッドに伏せて泣き続けるミカさん、こんなクズ男にキレイな涙はもったいない!と思うものの、好きになってしまったら・・ミカさん、辛いですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

最新のコメント
  • だんご より

    毎回思うけど、馬鹿だなー

  • 心残り より

    あー面白い(゚∀゚)愚かで。
    本カノも早くレンを切った方がいいけど。

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