[58]義母に凄まれても動じず諸悪の根源だとズバリ言った二男の妻。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

3人の息子の嫁たちへの当たりが強く、嫌味でいつも横柄な態度をとる義母。息子たちの家は義母の強い希望で徒歩1~2分の距離にあるため、何かと顔を合わせる機会が多い嫁たちです。長男太郎さんの妻ウメさんはハッキリ言うタイプで、早々に義母に嫌われて疎遠になっていました。二男次郎さんの妻さくらさんは、それなりに上手くやっていましたが勝手に家に入ってきたり、母親に対して失礼だったり、娘エマちゃんの習い事を勝手に決めたりと我慢できなくなり反発したとたんに嫌われて当たりがきつくなっていきました。三男三郎さんの妻モモさんは大人しい性格で義母の言う事に黙って従っていましたが、ある日モモさんの親戚が三郎さんの仕事に対して失礼な発言をしたといって三郎さんが激高し、モモさんに謝罪させるために義母の家に連れて来ていたところ、同じ日に絶縁も視野に入れた話し合いのため義実家を訪れてた次郎さんさくらさん夫婦と鉢合わせになりました。その場でモモさんは、あまりの理不尽な責められ方に勇気を振り絞って反論し、義母から毎日のようにモモさんの悪口を吹き込まれて性格が変わってしまった夫三郎さんとの離婚も視野に入れていると訴えたことで三郎さんは我に返りました。義母の怒鳴り声で頭痛がすると言い放ってモモさんが帰宅してしまうと、はじめて義母に反抗し「悪いのは母さんとオレ、母さんは自分の事しか考えていない」と言った三郎さんです。

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クセ強義母に抗う嫁達

モモさんが三郎さんとの離婚も考えていると知った三郎さんは初めて自分が義母の話を鵜呑みにして妻に酷い態度を取っていたことに気づき、慌てます。
義母の手を振り払い、悪いのは自分と義母であり、義母は自分の事しか考えていないと言い放ってモモさんの後を追いかけて出て行きました。

三郎さん夫婦がいなくなったタイミングで、さくらさんが義母に「お義母さん、いい加減気づいてください」と冷静に言いました。

「お義母さんの言動が夫婦を壊す事もあるんです。」と。自分が常に正しいと思っているので、何を言われているのか分からない様子の義母です。

「私が悪いって言うの!?」あり得ないと言った様子で、それでも動揺を隠せずに義母の声が少し震えていました。「そうです。」冷静な言い方を崩さず、さくらさんは言いました。

さくらさんは「お義母さん、次郎の事呼び出して・・・」と、自分たち夫婦を例にとって

「私の悪口を言ってましたよね。」と、義母に訴えました。

次郎さんも顔つきがすっかり変わってしまった時期がありました。自営業のため毎日義母と顔を合わせる息子たち。仕事終わりにほぼ毎日義母に呼び出されてそれぞれの嫁との件について、かなり義母の色眼鏡を通した見解で話を聞いていたことが次郎さんに話を聞いて分かっていたのです。その場にいた三郎さんは、義母の話を全て鵜呑みにしてしまっていたのでしょう。それからモモさんのことを悪く思うようになっていったのです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
嫁の悪口を息子たちに吹き込んで、嫁姑にも夫婦にも亀裂が生じてしまったら将来誰も幸せにならないと思いますが、義母はいったい何を思って悪口ばかり言っていたのでしょうね。

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