[53]「離婚の意思は変わりません」力強く断言する妻の横で夫はただただ震える。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

義母の度重なる嫌味や失礼な言葉に耐えられなくなり絶縁も視野に入れて義実家に話し合いに訪れたさくらさんと次郎さん夫婦と、妻モモさんの親戚から失礼なことを言われたと激怒し謝罪させるためにモモさんを連れて義実家を訪れた次郎さんの弟の三郎さん。話し合いが始まると、初めはおどおどしていたモモさんですが、三郎さんと離婚を考えていることをみんなの前ではっきりと言いました。この場で初めてモモさんの離婚の意思を知って固まる三郎さんに「夫婦を続けるのはもう無理です」とモモさんはきっぱり言いました。うろたえる三郎さんとは違い、義母は「娘みたいに思ってあげて服まで買ってあげたのに感謝はないの?離婚したら後悔するわよ!落ち着きなさいよ!」と怒りだしました。興奮する義母にさくらさんが「モモさんは落ち着いてます」と冷静に言うと、次郎さんも「うん。落ち着かなきゃいけないのはお袋の方だよ」と義母をたしなめました。みんなから咎められ憤慨する義母を見ながら、モモさんはこれまでの義母の言動を思い返しました。一緒に買物に行ったとき、義母は「野菜の値下げ交渉をしたら、値切るなんて卑しいという目でモモさんに見られた」と、モモさんの印象が悪くなるように三郎さんに話しました。身に覚えのないモモさんは「そんな目で見てません」と否定しますが、義母はモモさんの言葉をスルーして「嫌になっちゃうわよね」と三郎さんの同情を誘いました。

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クセ強義母に抗う嫁達

モモさんの印象が悪くなるように事実とは異なることを三郎さんに話した義母。

モモさんは必死に「そんな目で見てません」「卑しいなんて思ってない」と否定しましたが、三郎さんはモモさんの言葉に耳を傾けることなく「カァさんに失礼だろ。いい加減にしろよ」とモモさんを責めました。

他にも、義母の言うことだけを信用してモモさんの言うことは信じてくれなかった三郎さんの言動を思い返したモモさんは、「三郎・・」と静かに切り出すと、

何を言われるのかと震える三郎さんに「何か話したい事があれば聞くけど、何を言われても」

「離婚の意思は変わりません」ときっぱり断言しました。三郎さんは何も言えず震えています。

これまで何度も義母の言葉を信じてモモさんを責めてきた三郎さんの言動を思い返したモモさん。モモさんに離婚を突きつけられてショックのあまり言葉の出ない三郎さんに、モモさんは「何を言われても離婚の意思は変わりません」ときっぱり言いました。
義母の言葉を鵜呑みにして何度も責める三郎さんにモモさんは耐えられなくなったのですね。モモさんの決意はかなり固そうです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
三郎さんは離婚の意思を固めたモモさんを止められるのでしょうか。

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