[43]「おかしい気がします」従順なはずの三男嫁の反論に義母絶句。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

三兄弟で会社を経営している次男の次郎さんと結婚し、娘エマちゃんと息子トウマくんと4人で暮らすさくらさんは、近くに住むクセの強い義母とこれまでは上手く付き合ってきたものの、一度義母に反論してから長男の妻ウメさん同様、義母から敵対視されるようになりました。義母の度重なる嫌味や失礼な言葉に耐えられなくなったさくらさんは、絶縁も視野に入れ次郎さんと一緒に義母と話し合いに行きます。同じ日、三男夫婦も別の問題で義実家に行くことになっており、6人での話し合いになりました。三男の三郎さんは妻モモさんの親戚から失礼な発言をされたと激怒しており、義母もモモさんを責めました。嫁の親戚の失礼な発言には大騒ぎの義両親ですが、義母が嫁に失礼なことを言っても笑って流す義父にさくらさんが詰め寄ると、義父は黙り込み義母と三男は逆ギレ。さくらさんはそんな義母たちに「嫁という理由だけで理不尽に耐える必要はない」と自分の意見をきっぱり伝えました。

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クセ強義母に抗う嫁達

義母の失礼な発言で傷ついてもずっと我慢してきたけれど、理不尽に耐える必要はないと気付いたと義母にはっきり伝えたさくらさん。義母はすぐさま「人のこと悪人みたいに言ってるけどね!!!大げさなのよ」と反論開始。

義母は「私が言ったことを悪い方に受け取るのがおかしいの」と自分の失礼な発言を棚に上げ、さくらさんを責めました。

「失礼かをさくらさんの基準で決めないで。まったく・・ウメさんも」と面倒くさそうに言うと、

「太郎に大げさに告げ口して私の印象を意図的に悪くしてたけど」と、長男太郎さんの妻ウメさんを非難し始め、

「さくらさんもそれと一緒のやり方ね」と言う義母の言葉に、大きく頷く三郎さん。義母は続けて「大体ねぇ」と切り出すと、

「モモさんはどうなのよ?!」と唐突にモモさんに話しを振りました。義母に意見を求められビクッと怯えるモモさん。義母は「今日謝りに来たって事は」

「自分に責任があるってちゃんと分かってるからでしょ?」と問いかけました。横から夫の三郎さんの鋭い視線を感じながら、モモさんはなかなか言葉が出てきません。

返答のないモモさんに「そうでしょ?あなたは常識があるものね」と義母が圧をかけると、ようやく「あの・・はい」とモモさんが重い口を開きました。

モモさんに「はい」と言わせた義母は、勝ち誇ったように「ほぉらね。モモさん自身が悪いと・・」と言いかけましたが、それを遮るように「でも、や・・やっぱり」と震える声でモモさんが話し始めました。

モモさんは、視線を逸らし震えながらも「お・・おかしい気が・・します」と義母に反論。従順なモモさんがまさか自分に反論するとは思っていなかった義母は衝撃を受けます。

さくらさんから発言を指摘された義母は、「大げさ」「私が言ったことを悪い方に受け取るのがおかしい」と反論。そして、長男太郎さんの妻ウメさんへの愚痴を挟んだ後、唐突に「モモさんはどうなのよ?」とモモさんに意見を求めた義母。モモさんが自分に逆らわないことを知っている義母は「今日ア謝りに来たって事は、自分に責任があるってちゃんと分かってるからでしょ?」と圧をかけ、モモさんが「はい」と言うと「ほらね」と勝ち誇ります。しかし、ここで「でも、やっぱり、おかしい気がします」とモモさんが勇気を振り絞って反論。まさかモモさんが反論すると思っていなかった義母は驚愕します。
義母は「NO」と言えない空気を作って嫁を自分の思い通りにしていたのですね。しかし、ついにモモさんも義母に反論。さくらさんが毅然と義母に立ち向かう姿を見てモモさんも勇気をもらったのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
義母はモモさんに反論され相当驚いたようですね。

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