[29]「絶縁を考えるのは早すぎる」絶縁宣言する妻をたしなめる夫。クセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

三兄弟の次男の次郎さんと結婚し、娘エマちゃんと息子トウマくんと4人で義実家のすぐ近くに住み、クセの強い義母とこれまでは上手く付き合ってきたさくらさん。しかし、一度義母に反論してしまってからは長男の妻ウメさん同様、さくらさんも嫌われコースに突入。義実家で開催されたエマちゃんの誕生日会では、義母がさくらさんとさくらさんのお母さんに対し内孫マウントや失礼な発言を繰り返し、初めは我慢していたさくらさんも黙っていられず反論。さくらさんが反論してもこの日は何も言ってこなかった義母ですが、内心ははらわたが煮えくり返っていました。義実家から帰ったさくらさんは次郎さんに義母の嫌味を相談するも、次郎さんは嫌味に全く気付いておらず真剣に取り合ってくれません。楽観的な次郎さんに「お義母さんが嫌味を言い続けるなら絶縁する」と告げたさくらさん。「そんなに深刻なの?」と動揺する次郎さんに、さくらさんは「嫁と嫁の家族を大切にしないお義母さんを大切にできない」ときっぱり言いました。

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クセ強義母に抗う嫁達

さくらさんの絶縁宣言に動揺した次郎さんは「わっ、分かった。俺からお袋にちゃんと話すよ・・」と言ってさくらさんをなだめますが、

「けど、絶縁を考えるのは早すぎるような・・」と、やはりまださくらさんの気持ちを完全には理解できない次郎さん。

絶縁はやり過ぎだと思っている次郎さんに、さくらさんは「次郎が話して変わってくれるならいいけど」

「お義母さんはきっと自分が悪かったとは思わないよ」と諭すように言いました。

次郎さんは「そんな事はない・・でしょ。話せば・・」と歯切れ悪く否定しますが、さくらさんは「悪いと思うどころか」

「『息子を使って嫁が失礼なことを言って来た』って怒ると思う」と義母の反応を予想しました。

そして、「そんな事繰り返すの嫌だから絶縁が一番いいと思ったの」と、勢いで絶縁と言っているわけではないことを訴えました。

「次郎がお義母さんを悪く思いたくないのは分かるけど」と次郎さんへの理解を示しつつ、

さくらさんは「私が義母に傷つけられてる事も分かってよ」と苦しい思いを吐露しました。

義母と絶縁すると言ったさくらさんに焦った次郎さんは「俺からお袋にちゃんと話す。絶縁を考えるのは早すぎる」と言ってその場を収めようとしますが、さくらさんにはそれで義母が変わるとは到底思えません。色々考えた上で絶縁が一番いいと思ったと話し、次郎さんの気持ちに寄り添いつつも「私が義母に傷つけられていることも分かって」とさくらさんは次郎さんに訴えました。
義母はさくらさんにとっては絶縁を考えるほど嫌な相手ですが、次郎さんにとっては大切な母親。それをわかっていても絶縁を考えてしまうほど追い詰められているさくらさんの気持ちを次郎さんにはわかってもらいたいですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
守るべきなのはどちらなのか、正しいのはどちらなのか、次郎さんには冷静に判断して欲しいですね。

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