[24]またその話題?しつこく「内孫」の話題を振ってくるクセ強義母に抗う嫁達|岡田ももえと申します

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前回のお話

三兄弟の次男である次郎さんを夫にもつさくらさんは義母の要望で義実家のすぐ近くに住んでおり、義兄弟も同じく近くに住んでいます。これまでは癖の強い義母ともそれなりに上手く付き合ってきたさくらさんでしたが、義両親と義兄弟と4世帯同居しようと突拍子もないことを言い出したり、娘エマちゃんの習い事を勝手に申し込んだりする義母に我慢の限界。ある日、体調不良も相まって義母に強く反論してしまったさくらさんは、長男の嫁ウメさんと同じく義母に嫌われてしまったようです。義実家で開かれたエマちゃんの誕生日会の日、さくらさんのお母さんに内孫マウントを繰り返す義母と義伯母にさくらさんは苛立ちを募らせますが、エマちゃんの誕生日会を台無しにしたくないという一心で怒りをグッと堪えていました。さくらさんが言い返せない状況と分かっていて失礼な発言をする義母に苛立ちつつ、そんな義母に何も言わない次郎さんに「内心は『さっきのお袋の発言は酷い』と思っていてくれ」と祈るさくらさんでした。

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クセ強義母に抗う嫁達

義母と義伯母の内孫マウントにさくらさんが苛立ちを必死に堪えるなか、エマちゃんの誕生日会が始まりました。「お誕生日おめでと~っ」とみんなからお祝いされたエマちゃんは「わ~い」ととっても嬉しそう。

すると、「あぁああぁ」とトウマくんが泣き出しました。「あっトウマ泣いちゃった」とさくらさんが慌てて立ち上がろうとすると、

「私があやすわよ」とさくらさんのお母さんが言ってくれました。さくらさんが「大丈夫。お母さんは座ってて」と言うと、

今度は次郎さんが「俺がみるよ」と言ってくれました。さくらさんはありがたいと思いつつも「さっきずっと抱っこしてて腰痛いって言ってたでしょ」と言って次郎さんを気遣い、自分が立ち上がりました。

トウマくんをあやすためにさくらさんが席を立つと、義母がすかさず口を開きました。「なんか、さくらさん」

「今日はやけに動くわねぇ」と義母が言うと、「いつもはどうなのよ」と義伯母が笑いながら言いました。義母たちのあからさまな嫌味に三男の嫁モモさんは気まずそう。嫌味がしっかり聞こえていたさくらさんは「黙っとけ」と心の中で激怒しました。

すると、義母が「あっ内孫といえば、ねぇ、さくらさん」とまた内孫の話題を蒸し返してきて「またその話題かよ!!!」とさくらさんはブチギレ寸前。

さくらさんの怒りを知ってか知らずか「良かったわね、トウマ君が産まれて。さくらさんにも内孫ができるんだから」と余計なお世話。

さくらさんのお母さんに内孫マウントを取る義母と義伯母にイライラしつつも、エマちゃんの誕生日会を嫌な空気にしたくないと思い言い返すのを我慢していたさくらさん。そんな中で誕生日会が始まると、早々にトウマくんが泣きだしました。さくらさんのお母さんや夫の次郎さんがお世話を申し出てくれましたが、二人を気遣いさくらさんが対応することに。すると義母は「さくらさん、今日はやけに動くわね」とまるでさくらさんが普段は動いていないような嫌味発言をしたかと思うと、続けて「トウマくんが産まれて良かったわね。さくらさんにも将来内孫ができるんだから」と再び内孫の話題を持ち出してきてさくらさんはイライラ。
義母は嫌味の天才ですね。内孫も外孫も関係ないと思っているさくらさんに「将来内孫ができるから良かったわね」なんて本当に余計なお世話ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

[作者]岡田ももえ
自身や知人の実話体験談をブログとSNSで投稿しています!!

[編集コメント]ママ広場編集部
義母は息子しかいないので孫はみんな内孫ですもんね。もしも義母に外孫がいたら内孫と差別しそうですね。

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