「小春日和の暖かな1日でした。」この言葉、よく耳にしませんか??
さて、皆さんはいつ頃、耳にしたり、使ったりしていますか??
「小春日和」はいつ頃の天気のことを指す?
春・夏・秋・冬・・・どの季節の気候の時を言うでしょうか。
正解は
晩秋から冬に春のような暖かさの天気の時に使う言葉です。
イメージとして思い浮かぶのは、漢字の通り「小さい春」。
春の季節のちょっと前。3月の暖かい日に使用したり、春の訪れを感じる言葉なのかなと思う方もいるかもしれませんね。
でも、正しい使い方は、冬に入る前に春のような暖かい天候の時に使用する言葉なんです。
少し細かい話をすると陰暦10月頃(11月~12月上旬)頃に使用する言葉なのですが、最近では寒さの厳しい1月や2月に春のように晴れた日にも使用する傾向があるそうです。
迷った時は、あの有名な「秋桜(コスモス)」の歌を思い出すといいかもしれません。
陰暦等があり細かく言うと少しずれが生じますが、秋の桜と書くコスモスは9月~10月に見ごろを迎えるお花です。
そして、歌の歌詞の中に使用されている「小春日和」。
「秋桜」と「小春日和」
春先ではなく秋頃だなと結びやすくなるのではないでしょうか?
言葉の意味は使い方や一般の使用や認知度によって移り変わっていくこともあるので子どもたちと本来の意味、現在の使われ方、そしてこれからのどう変わっていくのか・・を楽しむのもいいかもしれませんね。
エイターママ
小6娘の母。