【後編】子どもの成長とともに変化した子ども部屋の使い方 ~緩いルールで臨機応変に~

ごきげんよう!mamanです。

前回から、我が家の子ども部屋の使い方について、子ども達の成長やコロナ禍による変化を振り返っています。




小学校まではオープン・ドアで誰でも出入り自由なパブリックスペースだったのが、小6で自分の部屋で寝るようになってからは、クローズド・ドアのプライベートスペースになった、というところまで書いていたと思います。

【前編】のお話

高校時代は「オンライン部屋」


高校生になると、子ども達が忙しすぎて、家に居る時間はますます少なくなりました。

家に居るときはリビングで勉強していることが多いのですが、コロナ禍に入ってからは、オンライン授業や、部活や課題研究でZoomミーティングをすることも多くなり、自室に行くことも増えてきました。

自分の部屋だと、家族の映り込みなども防げますし、「基本は部屋着で上半身だけ制服」という「オンライン仕様の格好」も家族に見られなくて済むためか、オンラインで何かする時は基本的に自分の部屋で、という形が定着しました。

部屋のドアに、

「Zoom中!」

などと貼ってあるときは、こちらも大きな声で呼んだりしないように気を付けています。
また、オフラインで勉強するときでも、リスニングや時間を計って解く問題など、自分の部屋の方が集中できる場合があります。
そういう時は自分の部屋に移動するので、高校生になってからの勉強は、「リビング学習と自室学習とのハイブリット型」になったといえるかもしれません。

コロナ禍によって、子ども部屋が「オンライン部屋」になるなんて、部屋を作る時にはまったく予想していなかったことでしたが、子ども達はもともとリビングに居ることが多く、子ども部屋には教材と洋服くらいしか物を置いていなかったので、特に何もしなくてもスムーズに「オンライン部屋」に移行することができました。



緩いルールで臨機応変に

こうして振り返ってみると、子ども達の成長にともなって、また、コロナ禍という新たな因子も加わって、我が家の子ども部屋の位置付けは、少しずつ変わってきました。

ルールらしいルールは特に決めていなくて、

・鍵は付けない(そのかわり、許可なく立ち入らないなどプライバシーは尊重する)

・子ども部屋では飲食しない(お友達が遊びに来たときだけはOK)

という暗黙の了解を、なんとなく家族で共有していただけでした。

でも、それがかえって、状況の変化に臨機応変に対応しやすい、風通しの良い子ども部屋にしておくことにつながったのかなと思います。

私が子どもの頃は、自分の部屋にテレビやゲームや炬燵を置かない、電話を引き込まないなどのルールを課されていたものですが、今の子ども達には、テレビ(今はYouTubeでしょうか?)にしても電話にしてもスマホがあるので、「自分の頃はこうだった」という経験は、あまり参考になりませんね。

私の子育て経験も、そのほとんどはコロナ禍以前のことなので、コロナ禍後になっていくこれからの子育てのヒントになるようなことはあまりないかもしれませんが、何か1つでも、お部屋づくりの参考にしていただけることがあれば幸いです。

子ども達が巣立ったら、子ども部屋の教材などはキレイさっぱり処分して、家のあちこちに積んでいる本を収納し、「ママンの書斎・はなれ」にでもしてしまいたい誘惑にかられますが、家を出た子ども達が帰省してきたときには、自分の部屋でホッとする機会も残しておいてやりたい気持ちもあって、今後の位置付けについては、まだ考え中です。

でも、今は狭く感じる子ども部屋から大きな子ども達が巣立ったら、ガランとして急に広く感じたりして、寂しいのかもしれませんね。

今のうちに、子ども部屋に居る子ども達の気配も、記憶に刻んでおかなくては!

maman
地方在住のアラフォーママン。 夫と、ティ―ンエイジャーの息子・娘と暮らし、教育関係の仕事をしながら、母親としての日常や思いを綴っています。

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