アサヒのお気に入りの恐竜消しゴムがなくなってしまった翌日のこと、学校から帰って来たアサヒにたずねたところ、やっぱり「なかった」と・・ダイヤくんに聞いてみたかと聞くと、聞いたけど「知らない」と言われたようで・・。でも2個あるからと消しゴムを1個もらった!と喜ぶアサヒを見て、ダイヤくんのことを疑って悪かったなと思ったのですが・・その後、決定的な出来事が起こったのでした・・。
[8]子どもの友達が苦手。さすがに黙っていられない|ママ広場オリジナルマンガ
アサヒのお気に入りの恐竜消しゴムがなくなってしまってから早一ケ月、
消しゴムを買い直したこともあり、前の恐竜消しゴムのことはすっかり忘れていたのですが・・
しかし・・私は見てしまったのです・・
「クッキー焼いたよー」
と宿題をしているアサヒとダイヤくんがいる部屋におやつを持って行ったときに・・
ダイヤくんの筆箱に、アサヒがなくしたものと同じ恐竜消しゴムが入っていたのです・・!
「さすがに・・これは黙っていられない・・!」と思った私は、
「か、カッコいい消しゴムだね」
とダイヤくんに話しかけました。すると、
「・・買ったの。」
と、筆箱をグッと握りしめながら、目も合わせずにダイヤくんが答えました。
「僕、恐竜好きでね、一緒の消しゴム持ってたのー!でも、すぐなくしちゃったんだけどね。」
「ダイヤくんも恐竜、好きなんだね。何が好き?僕はモササウルス!」
とアサヒが無邪気に話しかけたのですが、
「・・・」
何も答えようとせず、アサヒの方を見ようともしないダイヤくん・・
恐竜消しゴムも使ってはあるけど、まだ開けてそんなに日が経ってなさそうで・・
確信はない・・でも・・
でも・・どうしたら・・
誰に・・相談したら・・
私の心の中にあらわれたモヤモヤが・・ずっと・・
[9]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「子どもの友達が苦手」は毎日更新します。おたのしみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。