息子アサヒの小学校の入学式で隣の席になったダイヤくん、実は同じアパートに住んでいることがわかり、登下校も一緒になることからすぐに仲良くなったのはいいのですが、ダイヤくんには少し困ったところがあって・・。この日も学校から帰ってくるなりダイヤくんと遊んでから一緒に家で宿題をすると聞き、そろそろ帰って来る頃かと思っていたところ、アサヒが「ただいまー!」と帰宅した後ろで「喉渇いた。」と呟くダイヤくん、オレンジジュースを出したところ「ええーっ!オレンジジュース?」と不満そうに言ったかと思うと、すたすたと冷蔵庫まで行ったかと思うと勝手に冷蔵庫を開け「牛乳でいいや。」と持ち出す姿に呆れてしまったのでした・・。
[3]子どもの友達が苦手。勝手に家に入りおもちゃを物色|ママ広場オリジナルマンガ
そしてある日のこと、いつものことですがお買い物に行って食材をまとめ買いした私は大荷物を抱えてアパートの階段を上っていました。
私「ハァ、ハァ・・ふぅ~、もう、なんでここエレベーターがないのよ~!」
アサヒ「ママがんばれー!!」
アサヒに応援されながら両手に大きな買い物袋を抱えて必死!
ようやく部屋に到着し、買い物袋から手を離すことができました(汗)
私「ふぅ・・さて、と、早く冷蔵庫にしまわなきゃ」
山盛りの買い物袋をなんとか早く冷蔵庫に入れなくてはと思っていると
「ガタン・・」
突然玄関の方から音が聞こえ、「え・・?何の音?」と不思議に思いました。
家にはアサヒと私だけ、他に誰もいるはずはないのに・・
「ガタン・・・」
アサヒ「ママ・・こわいよ・・」
玄関の音は気のせいではない・・本当に誰かいる・・(汗)
ドキドキしながらも、恐る恐る玄関へ向かうドアの所に行き、そっと開けてみると・・
私「!!ダ、ダイヤくん・・!?」
ダイヤ「!!」
なんとそこにはダイヤくんがいました・・。
しかも玄関の靴箱を勝手にあけて何かを取り出している・・
私「な、なんで・・家にいるの!?」
「あ・・」どうやら買い物から帰って来た時に両手が塞がっていて、私が鍵を閉め忘れたことに気づいたのですが・・
それにしても・・人の家に勝手に入ってくる!?
私のモヤモヤは大きくなるばかりだったのですが、肝心のダイヤくんは
ダイヤ「アサヒくん、野球やろうよ!」
と、家の靴箱から勝手に野球道具を出して準備万端の様子・・
これって・・おかしくないですか?
[4]へ続きます。
ママ広場オリジナルマンガ「子どもの友達が苦手」は毎日更新します。おたのしみに!
----------------
※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。