
飲み残した薬は、いつまで使える?
薬には使用期限がありますが、家庭で保管している薬については注意が必要です。
薬局で渡された薬は、すでに袋に分けられていたり、シロップや粉薬として調整されていたりすることがあります。高温多湿、直射日光、冷蔵の有無など、保管状態によって品質が変わることもあります。
特に子どもに処方されるシロップ剤、粉薬、混ぜて作られた薬は、長期保存に向かないことがあります。見た目やにおいが変わっていなくても、安全に使えるとは限りません。
使用期限が過ぎた薬は服用せず、薬局に相談するか、薬の種類に応じて適切に廃棄することが勧められています。処分方法は薬の種類によって異なるため、不安な場合は処方を受けた薬局に相談しましょう。
飲み残しを減らすために、家庭でできること
子どもの薬は、苦味があったり、飲む回数が多かったりして、飲ませるのが大変なこともあります。飲み残しを減らすためには、薬をもらうときに確認しておくことが大切です。
たとえば、次のように聞いてみましょう。
「この薬は飲み切る薬ですか?」
「症状がなくなったら、やめてもよい薬ですか?」
「飲ませ忘れたときは、どうすればよいですか?」
「食後に飲めない場合、どのくらい時間がずれても大丈夫ですか?」
「苦くて飲めないとき、何かに混ぜてもよいですか?」
薬によっては、ジュースや乳製品に混ぜると味が変わったり、飲みにくくなったり、薬の働きに影響することがあります。飲ませ方に困ったときは、自己流で工夫する前に薬剤師へ相談しましょう。
また、保育園や幼稚園に通っている場合、昼の薬を飲ませるのが難しいこともあります。そのようなときは、医師に相談すると、薬の種類によっては1日2回の薬に変更できる場合もあります。すべての薬でできるわけではありませんが、「飲ませられないから残ってしまう」より、先に相談することが大切です。
こんなときは、早めに相談を
薬を飲んでいても症状が悪化する、ぐったりしている、水分が取れない、呼吸が苦しそう、けいれんがある、発疹や顔の腫れが出た、強い下痢や嘔吐が続くといった場合は、早めに医療機関へ相談してください。
また、薬を飲ませたあとに「いつもと違う」と感じたときも、遠慮せず相談しましょう。夜間や休日で迷う場合は、地域の小児救急相談などを利用する方法もあります。
まとめ
処方された薬は、種類によって扱いが異なります。
抗菌薬など「飲み切ってください」と言われた薬は、症状がよくなっても自己判断で中止しないことが大切です。一方、解熱剤や痛み止めなど、症状があるときだけ使う薬は、必ずしも使い切る必要はありません。
飲み残した薬を、次に同じような症状が出たときに使うことは避けましょう。同じ症状に見えても原因が違うことがあり、子どもでは体重によって薬の量も変わります。
迷ったときの合言葉は、
「この薬は飲み切る薬ですか?」
です。
診察室や薬局で一言確認しておくだけで、家庭での不安はぐっと減ります。薬は、正しく使ってこそ効果を発揮します。お子さんの安全のためにも、薬の使い方に迷ったら医師や薬剤師に相談しましょう。
※草案作成・校閲の⼀部に⽣成AIを使⽤しています。
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