[1]子どもには視える|誰もいないよ?母親には見えないおじさんとおばさんに謝る5歳娘

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子どもがじーっと見つめる先に何も無かったり、お人形遊びでもしてるのかな?と部屋をのぞくと何もしていなかったり。そんな経験はありませんか?今回は、5歳娘のリコちゃんが時々教えてくれる「人」が見えないたびにゾゾゾ~っと恐怖を感じるママのお話です。

空いているファミレスでママから離れようとしない娘

ある日、5歳の娘リコとファミレスに行った時のこと・・。店内は空いていて店員さんに「お好きな席へお座りください~」と案内されたので、3席横並びの真ん中の席に座ろうと思い「真ん中の席にしよっか?」とリコに声をかけると、リコは「ううん。こっちがいい!」と言って端っこの席を選びました。私は「はしっこ~?いいの?他の席全部空いてるのに~」と言いながらも、深く考えずにリコの言う通りにしました。

席に座ろうとすると、リコがふいに「・・ママ、私の隣に座ってね?」と言うので、甘えてるのかなと思った私は「どしたの?ママの隣がいいの~?」とリコを愛らしく思いながらリコの隣に座りました。

注文後、「ドリンク取ってくるけど、リコ座ってる?」と言って席を立とうとすると、リコが慌てて「一緒に行く!」と言ってついてきました。今日はやけに甘えん坊だなと思いながらドリンクを持って席に戻ろうとした私は隣のテーブルに少しぶつかってしまったのですが、突然リコが隣のテーブルに向かって「ごめんなさいっ!」と頭を下げたのです。私は誰もいないテーブルに向かって謝るリコに「え?」と困惑。

「リコ・・どうして謝ったの?」困惑しながら聞くと、リコは「だってママ、おじさんとおばさんにぶつかったよ?」と平然と言ったのです。改めて隣のテーブルに目を向けましたが・・やはり隣のテーブルは空席。誰もいないけど・・!?私はますます困惑してしまいました。

そして、恐る恐る「だ・・誰か座ってるの?」と聞いてみると、キョトンとしながら「うん。座ってる」と即答するリコ。イヤーーーー!!私には誰も見えませんけど!?思わずゾッとした出来事でした。

周りに他のお客さんが誰もいないファミレスで真ん中の席をすすめても端っこに座りたがったり、ママから離れたがらなかったり・・それだけなら特に不思議には思わない状況ですが、誰もいないはずなのに「おじさんとおばさんが座ってる」なんてはっきり言われたら・・自分には視えていないだけで娘には「何か」が視えているの!?と怖くなってしまいますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

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