
風しんワクチンはいつ受ける?定期接種のスケジュール
風しんを予防する最も確実な方法は、ワクチンを接種することです。日本では、麻しん(はしか)と風しんを同時に予防できる「MRワクチン(麻しん風しん混合ワクチン)」が広く使われています。
定期接種(原則無料)の対象は、以下の2回です。
・1歳になったら1回目
・小学校入学前の1年間(年長さんの時期)に2回目
2回接種することで、ほとんどの人が十分な免疫を獲得できるとされています。保護者の方は母子手帳を確認し、お子さんが2回の接種を終えているかどうか確認してみましょう。
大人も注意が必要です:パパや家族の役割
実は近年の風しん流行では、大人の男性を中心に感染が広がったことがありました。これは、年代によって風しんワクチンの接種制度が異なり、十分な免疫を持っていない人がいるためです。
妊娠を希望している女性はもちろん、そのパートナーや同居する家族も免疫を持っていることが重要です。妊婦さん本人は妊娠中にワクチンを接種できないため、周囲の家族が外からウイルスを持ち込まないようにすることが、ママとお腹の赤ちゃんを守る大きな盾となります。
これから妊娠を希望する女性は、まずご自身に風しんの免疫があるかどうか、血液検査(抗体検査)で確認することをおすすめします。もし免疫が不十分だった場合は、妊娠前にワクチンを接種しましょう。
ただし、MRワクチンは「生ワクチン」という種類のため、妊娠中の方は接種することができません。また、ワクチン接種後、約2か月間は妊娠を避ける必要があります。妊娠を計画する段階で、余裕を持って接種スケジュールを組むことが大切です。
風しん以外にも!妊娠前に確認しておきたいワクチン
妊娠を考える上で、風しん以外にも確認しておきたいワクチンがあります。代表的なものとして、以下が挙げられます。
●麻しん(はしか)
感染力が非常に強く、妊娠中の感染は流産・早産のリスクを高めます。
●水痘(水ぼうそう)
大人が初めて感染すると重症化しやすく、妊娠初期〜中期の感染は赤ちゃんへの影響が懸念されます。
●おたふくかぜ
妊娠初期の感染は流産のリスクが高まるとされています。
これらはいずれも生ワクチンであるため、妊娠中は接種できません。妊娠を計画し始めたタイミングで、かかりつけの医師に相談し、ご自身の母子健康手帳などで過去の接種歴を確認しておくことをおすすめします。
まずは母子手帳を確認してみましょう
風しんは、子ども自身が重症化することは多くありません。しかし、妊娠中の感染によって赤ちゃんに大きな影響を及ぼす可能性があります。
予防するために最も大切なのはワクチン接種です。まずはお子さんの母子手帳を開いて、MRワクチンを2回接種できているか確認してみてください。
また、妊娠を希望している方やそのご家族は、風しん抗体検査やワクチン接種について、かかりつけ医に相談してみると安心です。家族みんなで免疫を持つことが、未来の赤ちゃんを守ることにつながります。
不安なことやわからないことがあれば、お近くの医療機関や保健所にも気軽に相談してみてください。
【参考文献】
厚生労働省「風しん」
厚生労働省「MRワクチン」
国立健康危機管理研究機構「風しん(詳細版)」
日本産婦人科感染症学会「妊娠前に接種が推奨されるワクチン」
NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会「オトナのVPD:妊娠・子育て世代」
※本記事の作成にあたり、文章表現の確認や校閲の一部に生成AIを使用しております。
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