
思春期の入り口「生理痛」との向き合い方
小学校高学年から中学生くらいになると、初潮を迎え、生理痛(月経困難症)に悩むお子さんも増えてきます。初潮から数年間は、子宮や卵巣がまだ未成熟でホルモンバランスも不安定なため、生理痛が強く出やすい時期でもあります。
「生理痛は病気じゃないから我慢しなさい」というのは昔の考え方です。痛みを我慢し続けると、勉強や部活に集中できず、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
家庭でできるサポート
▷体を温める
冷えは痛みを悪化させます。お腹や腰を温かいタオルやカイロで温めたり、温かい飲み物を飲ませたりして、体を冷やさないように工夫しましょう。
▷市販の鎮痛薬の活用
痛みが強い場合は、鎮痛薬(痛み止め)を使用しても構いません。痛みが我慢できなくなる前に、早めに服用する方が効果的です。ただし、用法・用量は必ず守りましょう。
病院を受診する目安
市販の鎮痛薬を飲んでも痛みが治まらず、学校を休んだり寝込んだりしてしまうほどの強い痛みがある場合は、「月経困難症」の可能性があります。この場合は、我慢せずに医療機関を受診しましょう。
婦人科を受診するのが最も専門的ですが、ハードルが高いと感じる場合は、まずはかかりつけの小児科や思春期外来のあるクリニックに相談してみてください。最近では、症状によっては低用量ピルや漢方薬を使って、子どもの生理痛を安全にコントロールする治療も一般的になっています。
恥ずかしがって話してくれない時のコミュニケーション
デリケートゾーンの悩みは、子ども自身も「恥ずかしい」「怒られるかもしれない」と感じて、なかなか親に言い出せないことがあります。明らかに様子がおかしいのに、理由を聞いても「なんでもない」と隠してしまうこともあるでしょう。そんな時は、無理に聞き出そうと焦らないことが大切です。
◎話しやすい環境を作る
「いつでもお話を聞くよ」「お股が痛くなるのは恥ずかしいことじゃないんだよ」と、子どもが安心できる言葉をかけましょう。
◎一緒に絵本や本を読む
性教育や体の仕組みに関する子ども向けの本を一緒に読みながら、「ここが痛くなったりしてない?」と自然な流れで聞いてみるのも一つの方法です。
◎日頃からのオープンな会話
デリケートゾーンの話題をタブー視せず、日頃から体の洗い方やプライベートゾーン(水着で隠れる部分)の大切さについて、明るくオープンに話す習慣をつけておくことが、いざという時の相談のしやすさに繋がります。
まとめ:一人で悩まず、専門家の力を借りよう
子どものデリケートゾーンの悩みは、成長の過程で多くの家庭が直面する問題です。まずは家庭でできる優しいケアやサポートを心がけ、それでも改善しない場合や不安なことがある場合は、迷わず小児科などの医療機関に相談してください。
親が慌てず、温かく受け止める姿勢を見せることで、子どもも安心して自分の体の悩みを打ち明けられるようになります。子どもの健やかな成長を、専門家と連携しながら見守っていきましょう。
【参考文献】
MSDマニュアル家庭版「小児の外陰腟炎」
日本産科婦人科学会「月経困難症診療ガイドライン」
American College of Obstetricians and Gynecologists(ACOG)
※本記事の作成にあたり、文章表現の確認や校閲の一部に生成AIを使用しております。
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