親として最後にしてあげられること

お金を無心する電話をかけてきたリコを相手にしないでいると、家にまで押しかけてきたリコ。数年ぶりに顔を見せたと思ったら、「助けてくれないならミオを連れてっちゃおうかな」と脅すようなことを言ってきました。
「もし、ミオに手を出したら、あなたを訴える。親権者は私よ」私が毅然と言い返すと、リコは少し考えてから「・・あー、そういうこと。さすが母さんは、そういうところ抜かりないんだ。よっぽどミオが大事なんだねぇ」と呆れたように言いました。

「ミオは大事よ。でも・・あなただって、私の大切な娘よ」そう伝えた私は、カバンから取り出した封筒を差し出しながら「これで、私があなたにしてあげられることは最後。今のあなたには、二度とミオの前に現れてほしくない」ときっぱり言いました。

私の言動が予想外だったのか、リコは「お母さん・・」と呟き、尻込みしているようでした。私は間髪入れずに「これ以上、ミオに迷惑をかけるようなことをするなら、私は娘であっても許さない。これを元にあなたが立ち直って、再スタートするのか。それとも、今の暮らしを続けるのか。よく考えて自分で選びなさい」と淡々と伝えました。

そして「松田さんっていうあなたの同僚も心配していたわ。仕事を捨て、ミオを手放し・・あなたは今、幸せなの?これから、どうするつもりなの?」と詰め寄ると、リコは「わ、私は・・」と言葉に詰まっていました。

「私は、母として、ミオを守ることを選んだ。でも、やっぱりあなたにも幸せになってほしい」自分の今の気持ちをリコに伝えた私は、「あなたは、母として、一人の人として、どうするの?」とリコに問いかけました。黙り込むリコの顔は、迷いがあるように見えました。
ミオちゃんを守りたい気持ちと、リコさんにも幸せになってほしい気持ち。どちらも雪江さんの本当の気持ちです。お母さんの本音を聞いたリコさんはどう感じたのでしょうか。
※ストーリーはフィクションです。登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井秋 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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元々愛情が薄かったならともかく大切にしていた娘ならどんなにクズになっても切るのは難しい、どこかで立ち直って欲しいと思うのは人として仕方ないことだと思います。
この母親は仕事もできるようですし、ずるずるとお金を渡す愚行はしないと信じたいし、娘さんも母親の言葉が響いていて欲しい。今すぐではなくてもいつか母親が要介護になった時にでも立ち直った姿で恩返しに来て欲しい(娘には土下座しても許してもらえなくていい)
見捨てるのも愛情だよ